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【弥生賞予想】過去の激走傾向から導く注目馬/三宅誠

  • 2022年03月04日(金) 18時00分

2019年の弥生賞は人気薄のワンツー(c)netkeiba.com、撮影:下野雄規


 19年は激走馬がワンツーするなど、過去10年で3連単10万超の高配当が4度出ています。

 寒かった今年の冬もようやく暖かくなってきました。ここでは過去10年の気候成績などを中心に、激走注目馬を抽出していきます。

・過去10年の人気別成績
・1番人気馬【3.2.1.4】
・2番人気馬【3.2.2.3】
・3番人気馬【0.1.2.7】
・4番人気馬【1.2.2.5】
・5番人気馬【0.0.2.8】
・6番人気馬【1.1.0.8】
・7番人気〜【2.2.1.51】
(過去10年の気候 寒:7回 涼:3回)

 1〜2番人気は3勝を含む連対率50%、複勝率60〜70%。2頭揃って馬券を外したのは、12、19年の2年だけ。激走馬は過去10年で7頭。6〜9番人気が5連対を挙げている。

〇注目ポイント
1.激走馬7頭中4頭が、涼で連対実績あり。
12年 9人気1着 コスモオオゾラ [1.0.0.0]
15年 10人気3着 タガノエスプレッソ [1.0.0.0]
17年 8人気2着 マイスタイル [1.0.1.0]
19年 6人気2着 シュヴァルツリーゼ [0.1.0.0]

2.激走馬7頭中5頭が、4コーナーを1〜5番手から馬券内に入っている。
12年 9人気1着 コスモオオゾラ 5-5-5-5
13年 6人気1着 カミノタサハラ 7-7-4-4
   10人気2着 ミヤジタイガ 5-5-5-4
17年 8人気2着 マイスタイル 1-1-1-1
19年 8人気1着 メイショウテンゲン 6-6-4-5

3.激走馬7頭中4頭が、重賞で掲示板内の実績あり。
12年 9人気1着 コスモオオゾラ(12年 共同通信杯 5着)
15年 10人気3着 タガノエスプレッソ(14年 デイリー杯2歳S 1着)
17年 8人気2着 マイスタイル(17年 シンザン記念 5着)
19年 8人気1着 メイショウテンゲン(19年 きさらぎ賞 5着)

4.1〜3番人気で馬券内に入った16頭中13頭がキャリア2〜3戦。一方、激走馬7頭中5頭が、キャリア4〜6戦。
12年 9人気1着 コスモオオゾラ 5戦
13年 10人気2着 ミヤジタイガ 6戦
15年 10人気3着 タガノエスプレッソ 5戦
17年 8人気2着 マイスタイル 4戦
19年 8人気1着 メイショウテンゲン 5戦

〇激走注目馬
1〜4の激走傾向から重なる馬が多いことが解ります。穴馬はこの4項目に複数合致する馬に注目します。

・ボーンディスウェイ(キャリア5戦)
同舞台の葉牡丹賞(涼)は接戦を制す。
前走ホープフルSは先行して10番人気5着。

・ラーグルフ(キャリア4戦)
前走ホープフルSは8番人気3着。
中山芝2000m[1.0.1.0]と優秀。

・メイショウゲキリン(キャリア6戦)
涼[1.1.0.0]と優秀。
前走きさらぎ賞は逃げ粘り8番人気3着。



■プロフィール
三宅誠(みやけまこと)
 季節馬の激走を体系だって明らかにした気象予報士。レース気温のデータベースを構築、データ分析によって穴馬を導き出すまったく新しい競馬理論。独自のデータを持つ強みを生かして、『競馬王』「激走判定リスト」で推奨馬の年間回収率100%超(14年度)を達成した。『競馬王』で連載中、公式ホームページは「競馬天気」。

独自データベースは馬場レベルを7分類、気候レベルを5分類。馬場:良(水少/水多)、稍重(水少/水多)、重(水少/水多)、不良。気候:寒、涼、暖、暑、酷暑。

「スポーツ気象」の分野でパイオニア的な存在、スポーツ中継で新しいコンテンツを生み出し、テレビ素材として幅広く浸透している。

高回収率をたたき出す馬券のプロたちは、どのような視点で重賞レースにアプローチをしているのか。ときに冷静に、ときに大胆に直球勝負で攻める予想家たちの熱き見解は必見。 関連サイト:ウマい馬券

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