スマートフォン版へ

【エルムS予想】軽い馬場で行われるエルムSのトラックバイアス

  • 2022年08月02日(火) 18時00分
馬場虎太郎

昨年のエルムSを勝ったスワーヴアラミス(c)netkeiba.com


馬場虎太郎が勝負レース予想をウマい馬券にて公開!殿堂入り予想家としてエルムSで渾身の印を打つ!こちらからご覧いただけます

 2017年以降、札幌で行われたエルムステークスは4年のうち3年が馬場コンディション「軽い〜稍軽い」の間で行われている(2017年、2018年、2019年)

 今週の札幌は週中、週末ともに不安定な天気予報。雨の影響をうける可能性が高い。今年も例年通りに馬場コンディションは「稍軽い〜軽い」の間で速い時計の決着が想定される。

 2017年は最初のコーナーを4番手以内で通過、最終コーナーを3番手以内で通過していた馬が1〜3着を独占。最初のコーナーを二桁位置取りで通過した2番人気のピオネロが7着に凡走。

 2018年は最初のコーナーを3番手以内で通過、最終コーナーを2番手以内で通過していた馬の1、2着。最初のコーナーを二桁位置取りで通過した1番人気のミツバが3着に人気を裏切った。

 2019年は最初のコーナー3番手以内通過馬が全滅。後方待機馬が上位を独占。この年は前走で逃げていた馬が5頭も出走していた。前半から激しい先行争いになって淀みない流れ。

 19年のように極端な前潰れの展開にならない限りは、先行有利のトラックバイアスになる確率が高い。逃げに近い先行馬を狙いたい。

馬場虎太郎

ダートで実績を残すアメリカンシードの巻き返しに期待(c)netkeiba.com、撮影:下野雄規


 アメリカンシードはダートで実績馬を残す馬の中では、軽い走りをする馬。これまでダートで馬場コンディション「軽い〜稍軽い」の出走歴は2回のみ。馬場コンディション「稍軽い」だった平安ステークスは重賞で2着に好走。馬場コンディション「軽い」だった7走前の1勝クラスは終始楽な手応えで好タイムの圧勝。今回、馬場コンディションは得意な「軽い〜稍軽い」馬場が想定される。

 気性面も脆く、馬群で揉まれたり、砂を被ることも極端に苦手な馬。今回のメンバー構成はこの馬より速そうな馬は少ない。スムーズなレース運びが叶えば、巻き返し可能。

殿堂入り予想家となった馬場虎太郎のエルムSの予想はレース当日までにウマい馬券で公開!

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

トラックバイアス(馬場の偏り)を利用した馬券術を用いる馬場分析のプロフェッショナル。JRA発表の馬場状態ではなく独自の指標(※)を用いて真の馬場適性を分析、またパトロールビデオと綿密なデータ分析によって「トラックバイアスの不利」を受けた馬を導き出す。 ※「軽い」「稍軽い」「標準」「稍重い」「重い」の5段階で馬場状態を評価

バックナンバー

新着コラム

アクセスランキング

注目数ランキング