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【菊花賞予想】このカオスな状況で、軸馬にするに相応しい馬とは!?/第103回

  • 2022年10月22日(土) 12時00分
昨年同様、今年もGI馬不在の菊花賞となりました。アスクビクターモア、ジャスティンパレスなど春のGI出走組と、ガイアフォースをはじめとする上がり馬が入り乱れる大混戦ムードです。さらに、平地GIの1番人気は15連敗と記録を更新中。そんななかで行われる全馬初距離のカオスレースはどうなるのでしょうか?
(取材・文・構成=オーパーツ・パブリッシング編集K3)

注目は杉山晴紀厩舎の2頭出し


編集K3(以下、K3) 秋華賞は話していたとおり「スタはスタでもスタニングローズ!」でした。

 「スタはスタでも」という実況ではありませんでしたけどね。

K3 いやー、ホクトベガの話をしておいてよかったですよ。

 良い仕事をしたって感じになっていますけど、2着のナミュールも3着のスターズオンアースも消してますからね……。

K3 でも、メモリーレゾン(13番人気4着)はワイドで押さえていたので、前向きになれる負けでした。

 まぁ、落ち込んでないならいいんですけど。

K3 今週は菊花賞ですけど、注目は杉山晴紀厩舎の2頭出しですよ。

 ガイアフォースとジャスティンパレスですか。これって、ただの2頭出しじゃなく、どちらもトライアルを勝っているというのがすごいですよね。

K3 杉山晴紀厩舎と言えば、2019年末の時点で妙味度が高くて注目していたら、デアリングタクトで牝馬三冠を達成したんですよね。

 厩舎の妙味度のおかげもあって、デアリングタクトはだいたい総合妙味度が高くなっていましたね。

K3 今回はちょうどいいタイミングなので、杉山晴紀厩舎の妙味度をおさらいしませんか?

 わかりました。では、電子書籍『妙味度名鑑 2022』の杉山晴紀厩舎のページを見てみましょう。

儲かる軸馬

K3 やっぱり100以下の項目が少ないですね。

 特徴をまとめると、以下のようになります。

・全体的に過小評価傾向
・「芝」と「中・長距離」で注目
・オープンで強さを発揮
・連闘は勝負パターン

なお、利益度ランキング上位の項目はこの5つです。

全体 10位
芝 4位
中距離 2位
小倉 3位
連闘 5位

K3 小倉の芝中距離といえば、今年もアリーヴォが小倉大賞典、ベレヌスが中京記念を勝っているじゃないですか!

 そうなんです。

K3 菊花賞の条件も妙味度が高くなっているので、ガイアフォースかジャスティンパレスが「儲かる軸馬」になりそうですね。

 それは騎手と種牡馬の妙味度次第ですよ。

K3 あと、気になったんですけど、「連闘が勝負パターン」というのは?

 連闘って基本的に回収率が低いんですけど、杉山晴紀厩舎の連闘は回収率が高いんですよ。特に前走と同じコースを使ってきた場合は、複勝率34.6%、複勝回収率122%もあります(開業した2016年以降)。

K3 へぇ。これは狙ってそうですね。

 何かあるんでしょうね。

K3 では、そろそろ予想に入りましょう。

 わかりました。予想1〜5番人気の総合妙味度はこのようになっています。

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卍

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2007-2009年の3年間で、28億7000万円の馬券を購入し、払戻金30億1000万円を得たことで大阪国税局に告発され、単純無申告の罪で起訴された、俗にいう“外れ馬券裁判”の当事者。2004年に、高回収率を期待できる馬を抽出する独自の指数“卍指数”をもとに、パソコンで自動購入を行う錬金システムを構築。その後、2ちゃんねるの競馬板で豪快な馬券を当て続け、伝説となっていた。

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