チャンピオンズCは急坂つきのダ1800戦だから、ヌレイエフ(チュウワウィザード、クリソベリル、ゴールドドリーム、インティ、コパノリッキー)とロベルト(チュウワウィザード、ルヴァンスレーヴ、テイエムジンソク、アナザートゥルース、サンライズソア、コパノリッキー)の血を引く馬たちが毎年好走するのは順当といえる。チュウワウィザードはヌレイエフとロベルトを併せもつが、チャンピオンズCは3回出走し21年2着20年1着19年4着だった。
また同コースの東海Sで2年連続連対しているオーヴェルニュも、スマートファルコン×タニノギムレットだからヌレイエフとロベルトをもつ。オーヴェルニュは中京ダ1900の21年平安Sの勝ち馬でもある。(解説:望田潤)
オーヴェルニュヴォージュの下で、母ギュイエンヌはJRA3勝。父スマートファルコンはゴールドアリュールの代表産駒でダートの大レースを勝ちまくった。産駒もシャマルやティーズダンクなど砂巧者が多い。母系にブライアンズタイムが入るのはアシャカダイキなどと同じ。血統どおりの晩成型で、古馬になって本格化し昨年の平安Sと東海Sを完勝。中京も実績十分で、シリウスSではトップハンデを背負い3着に踏ん張った。とはいえ1800のスピード決着は今はどうだろうか。
距離○ スピード○ 底力○ コース◎
クラウンプライドエミーズパラダイス、ホウオウエミーズ、オリジナルスマイルの甥で、