【チャンピオンズC予想】絶対的な中心馬を馬券でどう扱うか
JBCクラシックからの参戦はデータ的に不安もあるが…
今年のチャンピオンズカップ、目分量で予想するならテーオーケインズを中心視するしかないように思える。これまでの実績に加え、前走がJBCクラシック勝ちで、前年の覇者だからコース適性の不安もない。
唯一、JBCクラシック→チャンピオンズカップの連勝がJCダートも含めて1回しかない(2007年ヴァーミリアン)ことだけが気になる。1着でないと許されないレベルの人気になるだろうし、馬券でどう扱うかは考えなくてはならない。2、3着で3連単の配当が伸びる形も意識すべきだろう。
JBCクラシック1着馬が駄目なら2着馬、となるところだが、実はJBCクラシック2着馬も通算で[1-2-1-11]、過去10年は[0-1-1-5]。クラウンプライドにもデータ上の不安はある。ただ個体としてはこのコースで新馬戦を圧勝しているし自分で競馬を作れる強みもあるので、消すようなこともできない。
グロリアムンディはダートでは4勝2着1回。芝でも悪くない競馬をしていたがダートで才能が開花した。宝塚記念を使って大敗した影響だけが心配。大敗を経験するとその後の競走意欲に関わることもあるので、そうならないよう祈りたい。
ジュンライトボルトも同じキングカメハメハ産駒、かつダートで才能が開花した馬。GIレベルで通用するかどうかはやってみないと分からないが、今年のメンバー構成ならテーオーケインズ以外とはそう差がないようにも思える。
ノットゥルノは日本テレビ盃の結果を見ると、対古馬戦に不安は残している。4走ぶりの中央ダートで流れを変えたいところだ。
ハピも3歳馬。こちらは逆に世代限定戦では突き抜けられなかった一方、対古馬戦で差のない競馬ができている。GIで勝ち切るイメージまでは持てないが、馬券圏内に食い込む可能性はある。
シャマルは距離延長かつ初距離なのは正直不安。ただ前走南部杯組や前走惜敗組はJCダート〜チャンピオンズCで良い馬券になってきた。穴党が狙うのはアリだろう。