【愛知杯予想】牝馬の中長距離重賞では「ステゴ系・キンカメ産駒・ハービン産駒・キズナ産駒」が特注血統
左回りと休み明け初戦でこそのエアグルーヴ牝系のアノ馬の巻き返しに注目
同じく牝馬の中長距離重賞レースの秋華賞の際にも同じテーマを掲げましたが、やはり牡馬よりもスタミナ面で劣り距離適性が短めに出る牝馬にとって、過酷な距離条件とも言える距離2000m以上の上級戦では、多数の走れない馬と一部の走れる馬という適性の面での差が大きく出てきます。
それを分け隔てる最大のポイント、またそれを読み解く最大のヒントは血統です。異質な性質が問われるという意味で、牝馬の中長距離重賞の種牡馬別成績の序列は、他の一般的なレースでの序列とはまるで様相が異なってきます。通常評価すべき上位種牡馬の産駒は軽視して、逆にこの条件に特化して強さを見せる曲者種牡馬の産駒を狙い撃つことが高配当への最短ルートと言っても過言ではありません。
近年(17年以降)の距離2000m以上の牝馬限定重賞の種牡馬別成績を見ると、