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【フェブラリーS予想】ついにGIに挑戦!! レモンポップの妙味度は?/第119回

  • 2023年02月18日(土) 12時00分
GI実績馬がサウジCを選択したことで、やや手薄なメンバーとなったフェブラリーS。そんななかで1番人気に推されそうなのが、10戦して3着以下なしの5歳馬、レモンポップです。8戦連続で1番人気、7戦連続で単勝1倍台という怪物候補がGI初挑戦で見せるパフォーマンスに注目が集まりますが、妙味度ではどのような評価になるのでしょうか。(取材・文・構成=オーパーツ・パブリッシング編集K3)

16連敗が記憶に新しいGIの1番人気。今年はどうなる?


編集K3(以下、K3) 今年最初のGI、フェブラリーSです。

 思っていたメンバーじゃなかったですけど、これはこれで面白そうですね。

K3 フェブラリーSを連覇したカフェファラオも、昨年のチャンピオンズCを勝ったジュンライトボルトもサウジCに行きました。

 フェブラリーSの優勝賞金がサウジCの5着賞金と同じくらいとなれば、そうなりますよね。

K3 さらに、主役候補の一頭だったギルデッドミラーが突然引退したり、中2週で出走しなそうな雰囲気だったレモンポップが出てきたり、レースの前段階で色々なことがありました。

 あと、初めて外国馬が参戦しますね。招待じゃないので渡航費は自費みたいですけど、メンバーが手薄になると判断したのか、ドバイの前に一回使っておこうと思っただけなのか、なかなか取捨が難しそうですね。

K3 このなかではレモンポップが強そうですけど、今回は1600mですし、乗り替わりもあるので、磐石とは言い難いんですよ。昨年のGIでもこんな感じの1番人気があっさり負けていましたし。

 2021年のホープフルSから2022年の菊花賞まで、平地GIの1番人気が16連敗しましたからね。過去10年の1番人気の成績を調べてみても、昨年がいかに異常だったかがわかります。

過去10年 GIの1番人気の複勝率と複勝回収率(障害除く)
2022年 33.3% 43%
2021年 66.7% 83%
2020年 87.5% 114%
2019年 58.3% 75%
2018年 70.4% 91%
2017年 62.5% 90%
2016年 68.2% 90%
2015年 59.1% 86%
2014年 63.6% 88%
2013年 68.2% 89%

K3 12月にリバティアイランド、ドルチェモア、イクイノックスが1番人気で勝ちましたけど、それまでは散々でしたもんね。上位人気から買うルールのこのコーナーも、その影響をしっかり受けました。

 1年で区切るとこのくらいのバラつきは出るんですよね。でも、平均的にはGIの1番人気の複勝回収率は高くなりやすいと言えると思います。もちろん妙味のない1番人気もいるので、それを見極めようというのがこのコーナーの趣旨です。

K3 レモンポップの妙味度がどうなるのか、非常に気になります。

 では、予想1〜5番人気の総合妙味度を見てみましょう。

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卍

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2007-2009年の3年間で、28億7000万円の馬券を購入し、払戻金30億1000万円を得たことで大阪国税局に告発され、単純無申告の罪で起訴された、俗にいう“外れ馬券裁判”の当事者。2004年に、高回収率を期待できる馬を抽出する独自の指数“卍指数”をもとに、パソコンで自動購入を行う錬金システムを構築。その後、2ちゃんねるの競馬板で豪快な馬券を当て続け、伝説となっていた。

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