【フィリーズレビュー予想】マイル戦なのに短距離馬が多数参戦して8割方前傾ラップ戦になる阪神JFの先行組に注目
過去9年で好走馬10頭&穴激走馬3頭を輩出する阪神JF先行組
2歳牝馬GIレースの阪神JF組は、主に一つ前の週に行われるチューリップ賞へ歩を進める馬とこのフィリーズレビューに歩を進める馬と二分するワケですが、当たり前の話ですが距離マイル以上の適性が見込まれる馬は前者を選択して、距離1400以下の適性が見込まれる馬は後者を選択するのが通例です。
逆に言えば距離マイル以上の適性が見込まれる馬と、距離1400以下の適性が見込まれる馬が同居するのが阪神JFとなっています。同レースは2歳牝馬にとって唯一最大とも言える頂上決戦たるレースなので、その時点で出走可能な収得賞金を獲得した馬は軒並み歩を進めてくる(必ずしも条件が合っていないとしても出走に踏み切る)のが一般的です。それによって早期に賞金を積みやすい短距離戦線での実績馬の出走割合が高くなり、レースでも前走までに短い距離を先行していた様なスピードに秀でた短距離系馬の先導により、ペースが流れやすくて差しが届きやすい傾向があります。
実際に過去10年のレースペースは