【秋華賞予想】牝馬三冠達成のアーモンドアイ&デアリングタクトと牝馬三冠に挑むリバティアイランドの共通点
先週の京都大賞典はメンバー中で馬体重が小さい馬ばかりが上位入線→非大型馬の活躍が目立つ新・京都芝コース
京都競馬場は今年春に大規模改修工事を経てリニューアルオープンされましたが、スタンド改築と厩舎改築と一部コース改修などと共に、芝の路盤についても全面的な刷新作業が行われた上で芝が張られたとのことで、単純に大規模改修工事が行われる直前の京都芝にそのまま戻ったというわけではありません。
むしろ、その直近年(19〜20年頃)の京都芝は当時の馬場造りの流行りも反映されてか年々時計が掛かる仕様になっていたので、リニューアルオープンに伴って直近年よりも一昔前の馬場へと回帰したという印象です。
そんな新・京都芝コースで意外な活躍を見せているのが小〜中型馬です。
基本的に今の日本競馬(芝主流路線)で最も活躍しやすい馬体重のゾーンは500キロ前後ですが、その中にあって今春開催の京都芝の中距離以上のレースでは420〜439キロのかなりの小型馬が最も高い好走率をマークして、逆に500キロ以上の大型馬は明らかに振るわないという、現代競馬では中々見られない馬体重別の成績分布となっていました。
先週行われた距離2400mの京都大賞典でも、完走した馬の中では2番目に馬体重が小さいプラダリアとボッケリーニによるワンツー決着で、さらには人気薄で4着に入ったヒンドゥタイムズと5着に入ったアフリカンゴールドは4番目と5番目に馬体重が小さい馬でした。
基本的に馬の能力が劣ることが多い小型馬の方が良いとまでは言えませんが、