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【AR共和国杯予想】両極端が強いAR共和国杯

  • 2023年10月31日(火) 12時00分

準オープン組にチャンス


 アルゼンチン共和国杯は前走GI組と準オープン組、両極端が強いレースである。前走クラス別成績を見ると以下のようになる。

回収率向上大作戦


 なぜこのようになるのか。準オープン勝ち馬はそれなりに勢いがある一方で過大なハンデを背負わされることはない。一方オープン組は格上タイプのハンデが上がりすぎない一方で、近況手詰まりの馬もなかなか持ちハンデが切り下がらない、そういう事情があるのではないかと思う。

 今年はGI組がいずれも前走2ケタ着順、しかも人気薄だった馬だが、そこについてはどう判断したらよいだろうか。

 前走GIの2ケタ着順からは、21年にオーソリティが勝っている(1番人気・前走天皇賞春)。ただ同馬は前年のアルゼンチン共和国杯優勝馬でもあった。前走GIの6〜9着からも4頭が馬券に絡んでいるが、4頭はすべてアルゼンチン共和国杯で4番人気以内。つまり前々走までに実績を積んでいた馬だった。

 それと比べると今年の該当3頭はやや弱い印象。休み明け期間も過去の好走例より長い。

 となると、今年は強いグループのもう一方、準オープン組のチャンスが拡大されるはず。このレースと相性の良い六社Sを勝ってきたチャックネイト、トップハンデで勝ってきたレッドバリエンテには両方とも期待したい。

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1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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