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【東京新聞杯予想】「冬開催」or「春&秋開催」で違った顔を見せる東京芝コース

  • 2024年01月31日(水) 18時00分

近年の冬開催の東京芝で外有利バイアスの発生事例は皆無


 この東京芝1600mコースで行われる牡馬牝馬混合の古馬重賞としては、他に春のGIレースである安田記念と、あとは秋のGI前哨戦の位置付けである富士ステークスの計3レースが設定されていますが、それらの中でもこの東京新聞杯だけが異質な特性を持つレースとなっています。

 開催毎に多少の変動こそありますが、近年の東京芝は基本的には春開催と秋開催は最後の直線でどれだけ脚を使えるのかという、一にも二にも瞬発力こそが物を言う馬場になりやすい傾向となっています。

 あくまでもそれらと比較すればですが、この冬開催は厳冬期で生育状況が良いとは言えない芝の状況と、幅員が狭くコーナー部分が拡大されるDコース使用という背景から、瞬発力の要求度は多少落ちて、より位置取り(前有利)やコース取り(内有利)という要素も問われる馬場になりやすい傾向があります。

 具体的には、私の集計データ上では19〜23年までの5年間で内有利バイアスが発生した週の割合は、

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ライブドア競馬ブログアクセスランキングで1万ブログ中1位に輝いた実績もある人気ブロガー。独自レースレベル判定にもとづき、世間で過小評価されている“妙味馬”を見つけることに定評あり。すべてのレースの映像をチェックし、配当妙味のある馬を狙うという予想スタイル。各馬固有(厩舎や騎手など人も含む)のプロファイリングポイントに基づいた、激走タイミングにある狙い馬を発掘。馬券に役立つ情報を提供していきます。

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