【阪神大賞典予想】スタミナ要求度が高く“前崩れ”が波乱パターンの一戦(※7秒後傾ラップの昨年は例外)
対照的にスピードと立ち回り性能が問われて“前残り”が波乱パターンの天皇賞(春)との出し入れがポイントに
京都芝3200mの舞台条件で施行されるGI天皇賞(春)と、阪神芝3000mの舞台条件で施行されるGII阪神大賞典とでは、距離や格付けなどは近しいレースとはいえども実際のレースの中身やレースの性格についてはまるで異なってくるというのが大きなポイントです。
近11年の京都天皇賞(春)で二桁人気の人気薄ながらも好走したのは「20年2着スティッフェリオ(4角通過順3番手)・16年2着カレンミロティック(同3番手)・15年3着カレンミロティック(同1番手)・14年3着ホッコーブレーヴ(同10番手)・12年1着ビートブラック(同1番手)」の延べ5頭ですが、内4頭は“前残り”のパターンでした。
対してこの阪神大賞典では、例年二桁頭数が揃うのがやっとという少頭数で行われる為に、二桁人気での好走馬自体がほぼ皆無なので同じ形での比較はできませんが、