共同通信杯はフサイチホウオーとニュービギニングの対決があるのではないかと話題である。さらに南関の雄、フリオーソも出走予定で、「なにもこんな早くから豪華メンバーでやらんでも」というほどだ。
その共同通信杯だが、過去10年の人気順別成績を見てみると、
1番人気[5-2-0-3]
2番人気[1-1-1-7]
となっている。
これだけを見ると、中央の人気2頭のうちどちらかが3着以下になるパターンの3連単を狙いたくなるが、実際にはそれも微妙だ。
まず、1番人気で飛んだ3頭だが、いずれもマル外で、しかも後から考えれば3頭とも早熟タイプのマイラーだった(3頭すべて最終的には条件級に落ち着いている)。
2番人気で飛んだ7頭も、1戦1勝だったドラゴンブライアンを除くと、すべて既に4着以下を経験していた馬ばかり。成績に傷の無かった2頭(ハイパーナカヤマとスイートゥンビターは2戦2勝)は2頭とも馬券に絡んでいる。
となると、今回やれることといえば
1.フサイチホウオー(まだ出走確定ではないようだが出るとして)とニュービギニングのどちらが前に来るのか決め打つ
2.フリオーソの扱いをはっきりする
3.無駄なヒモは取らない
というところだろう。
1.は、ニュービギニングが票を集めることを思うとフサイチホウオーを前に取りたいのだが、同馬の状態が不安なところ。ここは週末まで報道に注目したい。
2.は人気次第だが、兄弟の上2頭がダート馬なので、あまり人気になるようなら蹴飛ばしてみるのも手か。
3.で思い当たるのはフライングアップルか。トレーニングセール出身のマル外だし、一度こなした距離だからもう一度いけるという保証はない。
2と3はどちらか片方実行すればオッズ的にペイすると思うので、とにかく買い目を減らす方向で頑張ってみよう。