皐月賞において、前走重賞・オープン特別で1、2着してきた馬の勝率・連対率は、前走1着馬[勝率10.9%・連対率19.6%]、前走2着馬[勝率5.4%・連対率8.1%]となっている。一方で、前走で1、2番人気だった馬は、前走1番人気[勝率8.6%連対率20.0%]、前走2番人気[勝率8.0%・連対率24.0%]となっている。連対率ベースで考えるなら、前走人気のほうが参考材料になるということだ。
ここで考えるべきは、前走人気で負けてもそれを気にしないで買っていいレースはどれか、ということだ。前走1、2番人気で前走1、2着だったら「単なるいい馬」ということになってしまうからだ。
そこで、前走1、2番人気馬の皐月賞成績を調べると、全馬成績は(5-8-6-43)。そのうち前走1着という条件も満たす馬が(3-3-6-17)。
前走2着馬が(0-1-0-8)なのでこれも除くと、残りは(2-4-0-13)。これが、「前走オープンで1、2番人気になりながら3着以下だった馬の皐月賞成績」ということになる。
6連対の内訳は、若葉S(阪神移行前後の両方を含む)が3連対(6出走)、スプリングSが2連対(7出走)、弥生賞が1連対(8出走)となっている。
今年、若葉S組で条件を満たしていたのはナタラージャなのだが、皐月賞には登録が無い。
では、出走予定がある馬で有資格馬はというと、弥生賞からはドリームジャーニー(前走2番人気3着)、スプリングSからはフェラーリピサ(前走2番人気9着)ということになる。フェラーリピサ!?自分で書いて自分で驚いてしまったが、一応意識はしておきたい。