JRA賞馬事文化賞受賞者・吉沢譲治が語る血統の真実とは?
吉沢譲治
『血統が語る真実』をご愛読いただき、誠にありがとうございます。当コラムは、筆者・吉沢譲治氏の体調不良のため、昨年の7月から1年ほど休載させていただいておりました。再開を目指しており...
いつもご愛読いただきありがとうございます。当コラム『血統が語る真実』は都合によりしばらく休載となりました。ご利用の方にはご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承くださいますよう、お願...
◆芝の大物が誕生する可能性も今年の新種牡馬で最も注目度が高いのはエンパイアメーカーだ。アメリカで7シーズン供用され、その秋、日本軽種馬協会が購入。翌2011年春から日高で供用を始め...
◆血統的な重たさをサンデーで中和したい社台グループが導入し、今年の新種牡馬の目玉となっているハービンジャー。その競走成績は文句のつけようがない。古馬になって本格化し、夏の欧州最大レ...
◆母父としてのサンデーサイレンスサンデーサイレンスが初の日本ブルードメアサイヤーに輝いたのは2007年。以来、昨年まで7年連続で首位を守っている。むろん、今年も首位を独走中。獲得賞...
◆ジャスタウェイで3週連続GI制覇なるかこれが昨秋まで、GI勝ち馬を1頭も出していなかった種牡馬だろうか。ハーツクライのことである。初年度産駒がクラシック戦線に登場したのは、3年前...
◆イスラボニータには不安要素が…昔からフジキセキが好きで、雑誌の特集で何度も書き、拙著『血のジレンマ』でもページを大きく割いて取り上げてきた。それでも日本ダービーを勝つイメージだけ...
◆ゼンノロブロイはオークスが正念場天敵レッドリヴェールが回避したことで、ハープスターの二冠達成がますます濃厚となった。オークスは登録段階で23頭。このうちノーザンファームの生産馬が...
◆血統だけ見れば水準以下のメイショウマンボメイショウマンボの血統評価には、いつも泣かされる。父のスズカマンボは天皇賞・春の勝ち馬。母の父グラスワンダーも有馬記念2回、宝塚記念の勝ち...
◆内国産4代GI勝ちが懸かるショウナンアチーヴワールドエースが復活して喜んだのも束の間、今度はキズナが戦線離脱となった。オルフェーヴルがターフを去った今年、代わりを務める牡馬のエー...
◆母系にドイツのステイヤー牝系を持つワールドエースワールドエースが復活した。人によって配合の好みはいろいろだが、数いるディープインパクトの素質馬のなかで、最も私が好きなのがこのワー...
◆桜花賞も皐月賞も大手牧場が独占状態GIの第1弾、ダートのフェブラリーS。第2弾、スプリントの高松宮記念。毎年、ここまでは日高の牧場にもチャンスはある。しかし桜花賞、皐月賞を迎える...
◆今年は多少の道悪なら問題のない馬が多いフジキセキ産駒は過去に皐月賞で、ダイタクリーヴァ、ドリームパスポート、サダムパテックの3頭が2着に入っている。産駒にクラシック馬は1頭もいな...
◆「血の勢い」が上昇曲線を描く種牡馬2頭ディープインパクトが桜花賞に初年度産駒を送り込んだのは2011年。昨年までマルセリーナ、ジェンティルドンナ、アユサンが3年連続で勝っている。...
◆ハーツクライ産駒の本質は晩成タイプか正直、ジャスタウェイのドバイデューティフリー勝ちには驚いた。ラストの300mは独走状態。2着馬を6馬身強も突き放す圧勝である。これが昨年の夏ま...
◆フジキセキ産駒の台頭は全体のレベルが落ちた結果?フジキセキ産駒がまた1頭、クラシックに名乗りをあげた。イスラボニータが共同通信杯を勝って有力候補となっているが、新たに今度はロサギ...
◆以前より広がった感のある東西格差先週の中央競馬が終わった時点で、関西の3歳オープン馬は85頭。対する関東は49頭。西高東低はもう慣れっこになっているが、格差が以前に増して広がった...
◆日高の意地は見られるかトライアル戦線も大詰めを迎え、浮上する生産牧場も例年どおりとなってきた。先週のチューリップ賞。優勝馬と3着馬はノーザンファームで、2着馬は社台ファーム。弥生...
◆弥生賞の人気薄では好調ネオユニヴァース産駒・イタリアンネオに注目関東は水曜日に雨が降り、翌日は北風が吹いて真冬に逆戻りした。3月に入って啓蟄を迎えたとはいえ、冬ごもりの虫がはい出...
◆未だクラシック勝利のないフジキセキ産駒共同通信杯をイスラボニータが快勝し、クラシック候補に躍り出た。未対決の関西有力馬との比較が難しいが、現時点での完成度、レースセンスは抜けてい...
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