スポーツライター・島田明宏が競馬界の「今」を熱視点で語る!
島田明宏
2年ぶりに世界最大級の馬の祭「相馬野馬追」の取材をしてきた。コロナ禍のため神事のみの開催となった昨年につづき、今年も規模を大幅に縮小しての開催となった。感染者が増えていた南相馬市は...
実家の最寄り駅から新千歳空港に向かう快速エアポートの車内でこれを書いている。このところ札幌は鬼のように暑い。35度を超えても、実家にはエアコンがないので、扇風機でしのぐしかない。毎...
先週の第57回七夕賞で、「コビさん」こと小桧山悟調教師が管理するトーラスジェミニが13回目の挑戦で重賞初制覇を遂げた。それにより、小桧山厩舎は、節目のJRA通算200勝を達成した。...
東京オリンピックが近づいてきた。公式サイトのカウントダウン表示を見ると、本稿を書いている時点であと16日少々となっている。開会式が7月23日(金)なのだから、私にとって2年ぶりの相...
6月19日(土)と20日(日)、福島県南相馬市馬事公苑で馬術大会「東北ホースショー2021」が行われた。そのなかで、出場資格を元競走馬に限定した障害馬術競技が2つ行われた。ひとつは...
先週のマーメイドステークスで、藤懸貴志騎手が手綱をとった10番人気のシャムロックヒルが優勝。人馬ともに嬉しい重賞初制覇を遂げた。藤懸騎手はデビュー11年目の28歳。GI初騎乗となっ...
今週の月曜日、関東甲信地方が梅雨入りした。6月14日ごろの梅雨入りというのは、ここ10年で一番遅いのだという。気象庁のサイトに、1951年から昨年までの梅雨入りと梅雨明けの日付を記...
安田記念で圧倒的支持を集めたグランアレグリアが2着に敗れた。最後は凄まじい脚で追い込み、さすがと思わせたが、序盤の行きっぷりが今ひとつだったり、勝負どころで楽に上がって行けなかった...
2年ぶりにダービーを現地で取材した翌日、札幌の生家に来た。羽田から新千歳までの飛行機で、私の左にひとつの空席を挟んで、メガネをかけた20代前半とおぼしき若者が座っていた。機内サービ...
緊急事態宣言下でのダービーが近づいてきた。昨年は、レース週の月曜日、つまりダービーの6日前に首都圏1都3県と北海道の緊急事態宣言が解除され、約ひと月半ぶりに全国で解除された。それで...
これを書いている5月19日、水曜日の午後、東京地方には雨が降っている。府中市の予報を見ると、木、金、土も傘マークがついており、オークスが行われる日曜日にようやくお日様マークが現れる...
先週のNHKマイルカップで、3番人気に支持されていた藤岡佑介騎手のバスラットレオンがスタート直後に落馬し、競走を中止した。残念ではあったが、人馬ともに無事だったのが何よりだ。矢作芳...
日帰りで関西取材があり、帰りの新幹線の車中でこれを書いている。それはいいのだが、恐ろしいことに、今はシャープペンシルでノートに横書きというスタイルで記している。私はSurfaceP...
10年前の7月に始まったこの連載が、今回、めでたく500回目を迎えた。35年ほどの執筆生活で、連載がこんなに長くつづいたのは、紙媒体も含めて初めてのことだ。貴重な時間を割いて本稿を...
桜花賞で2着だったサトノレイナス(牝3歳、父ディープインパクト、美浦・国枝栄厩舎)が、5月30日の日本ダービーに向かうことが明らかになった。牝馬の日本ダービー参戦は2014年のレッ...
先週月曜日発売の「週刊ギャロップ」から、コビさんこと小桧山悟調教師の新連載「私の馬研究ノート」が始まっている。同時に、東京競馬場場長などをつとめた増田知之さんの新連載「ゴールポスト...
桜花賞と同じ4月11日、中山芝1200mで行われる春雷ステークスに、アユツリオヤジ(牡7歳、父サウスヴィグラス、栗東・村山明厩舎)が登録している。ユニークな馬名で知られるこの馬は、...
先週の木曜日、3月25日から、東京オリンピックの聖火リレーがスタートしている。初日は、東日本大震災の被災地である福島県のJヴィレッジで出発式典が行われ、楢葉町、広野町、川内村、いわ...
またひとり、偉大なホースマンが世を去った。「馬を見る天才」と言われ、「マイネル軍団」の総帥として知られる岡田繁幸氏が、3月19日に亡くなった。71歳の誕生日だった。岡田氏は、195...
父の四十九日で実家に行ったころから、少しずつ遺品の整理をしている。遺品のなかには書籍もあった。2つの書棚に、単行本や文庫、新書と雑誌、地図、新聞のスクラップ、仕事をしていたころの資...
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