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2歳馬入厩の季節です

  • 2011年06月16日(木) 18時00分
 こんにちは、岩崎です。

 東京競馬も終わり、いよいよ夏競馬本番って感じがしてきましたね〜。メークデビュー戦も始まり、若駒たちの戦いが熱い今日この頃です。

 もちろん、我が村山厩舎にも2歳馬がデビューを目指して入厩してきましたよ。

 以前、ご紹介したイントゥザストーム(牝、父ディープインパクト×母バイユーストーム)とマコトアプラサス(牝、父ゼンノロブロイ×母マコトエンジェルス)は無事にゲート試験に合格。今後の予定は未定ですが、ゲート試験に受かったことで、あとはデビューを待つばかりとなりました。

 イントゥザストームは佐賀記念の勝ち馬。メテオロロジストの妹ということで、楽しみな1頭ですよね。

イントゥザストーム


 また、先日はスピカシチー(牝、父アドマイヤムーン×母ミスザイール)も厩舎にやってきました。鹿毛の可愛い娘ですよ。

スピカシチー


 そうそう、函館も今週から開幕ということで、先日からスタッフが行っており、そちらにも2歳馬は入ってきています。

 サトノインスパイア(牡、父Discreet Cat×母ラグジャリークラス)、チェスナットバロン(牡、父フジキセキ×母ベルベットローブ)、フォントルロイ(牡、父ゼンノロブロイ×母レーゲンボーゲン)の3頭です。

 けっこう、あちこちに取り上げられているのでご存じの方も多いかと思いますが、チェスナットバロンはアドマイヤサガス、フォントルロイはアニメイトバイオの全弟になります。

 まだ、デビューの予定は未定ですが3頭とも元気に調教をしているようですよ。競馬場で会う日がきたら、応援してあげてくださいね。

 さて、2歳馬君たちがトレセン生活を始めるこの時期、厩舎では暑さや湿気対策をします。最近では馬の健康を考えて自然に涼しくするミストなどがはやっていますね。

 村山厩舎でもミストの機械を入れています。最初は「これで、涼しくなるのかな?」と半信半疑でしたが、霧状の水が空気中に舞うだけでなんとなくヒンヤリするんですよね。

 クーラーと違って冷えすぎる心配もありませんし、なかなかよいのではと思っています。今年の夏も新兵器(?)とスタッフのがんばりで乗り切っていきますよ〜。

 みなさん、応援よろしくおねがいします!

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1990年3月3日に栗東所属で騎手デビュー。同年4月22日に初勝利。以降、平地障害共に騎乗し、94年キンセンアラシで中京障害Sを、00年武蔵野Sをサンフォードシチーで重賞制覇。07年2月20日に現役引退。通算成績は3186戦218勝。 08年に調教師免許取得、同年9月開業。37歳という若さと、騎手時代、調教助手時代を通じて松田国英厩舎や角居勝彦厩舎という名門厩舎で腕を磨いてきた実績により、開業当初から大きな注目を集めた。これまでJRA通算18勝(7月27日現在)を挙げ、09年7月8日にはジャパンダートダービーをテスタマッタで制し、開業1年目にして交流GI制覇という快挙を遂げた。

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