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テスタマッタ夏の陣です!

  • 2011年07月14日(木) 18時00分
みなさん、こんにちは。
鹿屋です。

またまた、函館支部から近況報告です。

相変わらず、ここは朝晩涼しくてクーラーいらずの毎日です。さすがに、日中は暑くなりますけどね。それでも、湿気がないので過ごしやすいです。

そんな気候なので、馬たちものびのびしています…が、今週マリーンS(7/17函館、ダ1700m)に出走するテスタマッタは、そうもいきません。

水曜には函館のダートコースを単走で64.9-50.5-38.1-12.9秒と、うちの厩舎のわりにはしっかりとした追い切りをしましたかね。動きもよかったですし、状態はいいですよ。

やはり、テスタマッタぐらいの馬は、ウッドチップでは距離が短くて物足りない感じがするんですよね。まあ、得意のダートで追い切りもして、レースへの準備は万端といったところでしょうか。

テスタマッタ蹄鉄打ち替え中

そして、しっかり飼い葉を食べつつも、しっかり運動しているので馬体重はただいま492kgと、前走の498kgから少しダイエットしました。

やはり、馬も自分の軽快さを感じるようで、なんだか元気一杯です。それに、一度レースをした効果なのか、跨っていると函館にきたばかりのときより、馬体がよくなってきた感じを受けますね。

そうそう、前走の大沼特別は放牧明け初戦ということもあり、残念な結果となりました。調子は本当に悪くなかったんですよ。

で、僕が個人的に感じたことですが、あのレースはテスタマッタにとって難しい内容だったんじゃないかと思いました。

函館は小回りで直線が短いですよね。そういう特徴のある競馬場で、ゆっくりとしたペースとなったため、自分のリズムをなかなかつかむことができず、苦心するうちにペースの上がる3〜4コーナーへ突入。そのまま短かい直線に入ってしまいました。

そのため、自慢の脚を溜めて使うことができなかったんじゃないかと…。

また、斤量も58.5kgのトップハンデだったことも影響したように感じました。その点、今回は58kgで前回より−0.5kgなのはプラス材料なのではないでしょうか。

それに、幸いレース後に疲れが出ることもなく、中間も無事に過ごしましたから、今回はいいレースをしてくれるといいな〜と思っています。

なので、みなさん応援してあげてくださいね。よろしくお願いします。

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1990年3月3日に栗東所属で騎手デビュー。同年4月22日に初勝利。以降、平地障害共に騎乗し、94年キンセンアラシで中京障害Sを、00年武蔵野Sをサンフォードシチーで重賞制覇。07年2月20日に現役引退。通算成績は3186戦218勝。 08年に調教師免許取得、同年9月開業。37歳という若さと、騎手時代、調教助手時代を通じて松田国英厩舎や角居勝彦厩舎という名門厩舎で腕を磨いてきた実績により、開業当初から大きな注目を集めた。これまでJRA通算18勝(7月27日現在)を挙げ、09年7月8日にはジャパンダートダービーをテスタマッタで制し、開業1年目にして交流GI制覇という快挙を遂げた。

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