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ラジオNIKKEI賞はこの穴馬3頭に期待!

  • 2014年07月03日(木) 18時00分


ラジオNIKKEI賞はこのコースでの実績に注目

担当編集者(以下、編)石橋さん、相変わらずの函館芝1200mっぷりですね。

石橋 武(以下、石) どんな言葉だよ、「函館芝1200mっぷり」って(笑)。

編 僕なりの「めちゃくちゃ得意じゃないですか! すげ〜当たってるし!」というのを最大限に賞賛した言葉です(笑)。

石 わかりづらいわ。

編 いや、先週のSTV杯(土曜日 函館11R)を観てて、思わず口から出ちゃったんですよね。「なんだこの函館ぶりは」って。で、あとからいいじゃんコレと思って(笑)。

石 そのセンスを疑ったほうがいいぞ(笑)。

編 でもまあ、毎週のことながら函館芝1200mを当ててきますね。さっきのSTV杯だって3連単48,470円的中でしょう? 12番人気のタンブルブルータス(3着)を上位に評価して。ホント感心するわ。

石 ん〜、買えると思うけどね。函館での実績もあるし。馬券には絡んでないレースでも前残りの展開をこの馬だけが後方から差してきてたりとかね。アタマはないにせよ、ヒモなら十分に買えるよ。

編 でも1、2着が上位人気にもかかわらずこの配当ですからね、ちゃんとここまでチェックしていた人というのは限られるんじゃないかと。というか、さっきも言いましたけど12番人気馬ですから。

石 いずれにせよ、おかげで配当がついてくれたならOKでしょう(笑)。

編 いや〜、これで函館が開幕してから3週間、毎週函館芝1200mで万馬券的中ですよ。初日の基坂Sで28万馬券、函館SSがガルボ抜けで外れですけど、その翌週の函館日刊スポーツ杯、先週のSTV杯でともに5万円近い馬券をゲットと、ここまで4戦3勝。素晴らしい!

石 と、こういうことを言われ始めると外れだすんだよ、競馬って(笑)。

編 あ、じゃあ言わないようにしよう。今までの全部ウソです。

石 ウソじゃないだろ(笑)。ただ、それは冗談にせよ、あの〜、函館芝1200mだけじゃないですから。ほかのレースも配信してるし、ちゃんと獲ってるレースもありますから。

編 ああ、土曜日の東京メイン夏至Sとか。結果、3連単12,020円と堅い的中でしたけど、あれもトロワボヌール(1人気2着)が差してこなければ8万円近い配当だったんですよね〜。4着のダノンミル(9人気)も上位評価で買い目に入っていましたし。

石 思いっきりタラレバ言っちゃってるな(笑)。

編 あとは何がありましたっけ? あ、宝塚記念も……

石 ごめんなさい。

編 早っ! まあ、素直でよろしい。netkeiba.com「No.1予想」(プレミアムサービス)での初予想を外しちゃうんだから〜。

石 最初はビシッと決めたかったんだけど、そんなに上手くはいかなかった。めんぼくない。……ただ!

編 はい。

石 ただ、今週以降も毎週1レースずつではあるけど、予想を公開していくので、変わらずご期待いただければと。

編 ですよね。さっきの話じゃないですけど、宝塚記念「以外」は、高配当的中もありますしね。

石 「以外」を強調しなくていいです。

編 それに去年の夏はスポーツマスターで高配当的中続きでしたから、先週の外れくらいすぐに挽回できるでしょ。実際、スポーツマスターで予想を購読している方の数もG1シーズンの春から変わらないか、むしろ増えているという状況ですからね。普通は減るんですけど。それだけ夏競馬への期待が大きいということで、よろしくお願いします。

石 プレッシャーをありがとうございます(笑)。

編 ちなみに「No.1予想」で函館芝1200mのレースを配信することはあるんですか?

石 ん〜、なんとも言えないかなぁ。条件とかメンバーによるし、netkeibaさんからのオーダーもあるし……。ただ、さっきも言ったように、函館芝1200mだけじゃないので(笑)!

編 ああ、そうでした(笑)。じゃあ、それ以外のレースでもということで、今週の話にいきましょう。今週はCBC賞、ラジオNIKKEI賞と2つのハンデ重賞がありますけど、どちらを取り上げます?

石 ラジオNIKKEI賞にしようか。CBC賞は3歳以上のハンデ戦でハンデが読みづらいんだよね(※本対談は月曜日に行われています)。

編 たしかに3歳馬限定戦のハンデのほうがわかりやすいですもんね。わかりました。ではラジオNIKKEI賞の注目穴馬を教えていただけますか?

石 了解です。じゃあ、まずはウインフェニックスに注目。

編 前走はNHKマイルCで11着に負けちゃってますよね。

石 そのNHKマイルCで穴馬の本命にこの馬を推してたのは過ぎ去りし日の思い出として(笑)、今回はそのぶんも巻き返していただこうと。決して力負けじゃなかったし。

編 NHKマイルCは逃げ馬と内枠で決まっちゃったレースでしたしね。でも、となるとウインフェニックスのどのあたりを評価したんですか?

石 トリッキーな小回りの中山芝で好走できているのは評価できるよね。

編 ああ、石橋さんはよく言ってますもんね。福島実績がなくても中山で走れていれば問題ないって。

石 それは僕じゃなくても言うと思うけど。2走前のニュージーランドTでは出遅れたショウナンアチーヴ、ここにも出走してくるショウナンワダチら後方からの馬がワンツーしたなか、先行して掲示板を確保したパフォーマンスは見どころ十分。

編 たしかに。それにここで上位人気に推されそうなピオネロあたりともいい競馬をしているんですよね。

石 百日草特別? あれは完全に脚を余してたからね。でもそれでいてあの着差なら人気ほど実力の違いはない。中山での好走実績を引っさげてどこまで走れるか、大いに期待したいなと。

編 そうですね。ハンデも重くないでしょうし、巻き返してくれそうです。

石 続いてはウインマーレライもチェックしておこうか。

編 今回と同じ福島芝1800mで初勝利を挙げているんですよね。

石 そうだね。それに前にも言った気がするけど、その直後のアスター賞、そして5着に負けはしたけどホープフルSはかなり強かったんだよね。中山コースへの適性はもちろん、能力もかなり高いよね。できれば前走であんないい競馬をしてほしくなかった(笑)。

編 青葉賞か(笑)。勝ち馬から1馬身半でしたもんね。

石 京成杯、スプリングSと得意なはずの中山で惨敗しちゃっているけど、気難しい面が出てたのが敗因でしょ。

編 ええ。

石 前走でだいぶ立ち直っているように感じたし、間隔をあけて立て直してきた今回はさらに期待が持てる。春の鬱憤を晴らしてくれるんじゃないかな。

編 なるほど。

石 あとは、え〜……どっちにしようか。よし、カウニスクッカを挙げておこうか。

編 どの馬と迷ったんですか?

石 言えるか(笑)。

編 ちぇ、ひっかからないか。でもということは、もう一頭穴馬がいるということですよね。

石 まあ、そういうことだね。

編 これは週末が楽しみだ。

石 ミスったな(苦笑)。

編 いいじゃないですか、それぐらい。で、カウニスクッカはどこを評価したんですか?

石 やはりこの馬も中山実績だね。というのも、今回人気になる馬って、スローからのヨーイドンというか、溜めて末脚を伸ばすタイプが多いでしょ?

編 そうですね。穴人気しそうな馬にもそういうタイプが多いですよね。

石 でも福島ってそんな展開にはならないことが多いじゃない。コース形態からも。速めに流れてその厳しいなかでどれだけ脚を伸ばせるかという競馬が多いからさ。

編 ええ。だからこそ、小回りなのに最後方にいるような馬がズドンと突っ込んでくるという。

石 そうそう。急流になってね。で、カウニスクッカなんだけど、まさにそういう競馬向きなんだよね。新馬戦とその次の菜の花賞は中山芝1600mで先行して2連勝でしょ。

編 その次のアネモネSも落鉄の影響がなければと……。

石 う〜ん、まああれはペイシャフェリスのペースになったのも大きかったけど。緩急のあるペースより平均以上のペースが続くようなレースのほうが競馬がしやすいタイプだと思うんだよね。

編 そのぶん、今回の福島芝1800mには向いているんじゃないかと。

石 そういうこと。現時点ではこの3頭を挙げておこうかな。

編 残りの1頭が気になりますけど(笑)。

石 まあ、それは週末確認していただければと。それに抽選でしょ、さっきの3頭もそうだけど本賞金900万円組は。

編 そうなんですよね。3頭、いや4頭とも出走できるように祈ってます。

石 キミは余計なことしなくていいです(笑)。では、また週末に。

編 はい、ありがとうございました。

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1964年東京生まれ。2012年12月『単勝二頭流』(東邦出版・発行)で、競馬本作家としてデビュー。パチンコからパチスロ、麻雀、競馬、競艇、競輪、果ては株や先物取引、FXまで手広く(?)手がける根っからのギャンブラー。一時期、競馬から遠ざかったこともあったが、3連単の発売を機に復帰。現在は、最も儲かるという競馬を主戦場に選んでいる。独自の理論「単勝二頭流」の構築後も、さらなる飛躍を目指して切磋琢磨する日々。

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