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ローレル賞

  • 2014年11月04日(火) 18時00分
 2歳牝馬による地方交流重賞で、3着馬までに東京2歳優駿牝馬の出走権が与えられる。経験豊富なネガティヴを中心にビナファミリー・ララベルを有力視したが、初対戦のメンバーが多く、波乱の可能性は高い。ポイントは、当日の気配を見極めることだろう。

 ◎ネガティヴはジュニアグランプリ→エーデルワイス賞ともに3着と健闘しており、豊かなレース経験から中心馬に期待する。

 〇ビナファミリーは無理に逃げなくても折り合いがつくタイプで、潜在能力の高さと岩田の起用で重賞制覇を狙う。

 ▲ララベルは大柄な馬で、休み明けの前走を叩かれて気合いが上昇。血統的に距離延長は歓迎で、乗り慣れた真島の腕を信じたい。

 ×ミラクルフラワーは前走の盛岡で勝って輸送に強いことを証明。調教の動きはさらに良くなって、当たりの良い楢崎で好勝負は可能と見た。

 注ティーズアライズは1200mばかりを使われてきたが、距離が延びても良いタイプだけに、当日の馬体減が無ければ警戒したい。

 △ウイングオブスカイは小柄な馬だが好枠に恵まれ、コースを熟知した戸崎の騎乗で軽視はできない。

◎05ネガティヴ
〇07ビナファミリー
▲11ララベル
×08ミラクルフラワー
注04ティーズアライズ
△02ウイングオブスカイ

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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