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先週までと変わらない傾向と、変わり始めた傾向

  • 2015年09月23日(水) 18時00分


◆中山芝、特注はタイキシャトルの血

 先週の当コラムでは、ハービンジャー、ネオユニヴァース、ステイゴールドを注目種牡馬に上げました。そして先週末も、連対数上位を占める結果に。

 ネオユニヴァース産駒は2勝。ステイゴールド産駒は11頭が出走して5頭が馬券になりました。セントライト記念はジュンツバサが人気薄で3着に食い込みましたが、同馬はステイゴールド産駒(一応、ホームページで公開している予想でも本命にしたんですけどね)。ハービンジャー産駒も5頭出走して2頭が連対。

 なお、前出の3種牡馬以外では、タニノギムレット、マツリダゴッホ、ハーツクライが複数の連対馬を出していました。

 特注は、タイキシャトルの血。セントライト記念は母父タイキシャトルのウイングチップが見せ場十分の4着。最終レースもタイキシャトル産駒のトミケンスラーヴァが12人気で2着。先々週は父タイキシャトルのメイショウボーラー産駒、クラウンスカイも単勝79倍で1着。

 血統以外で意識したいのは、騎手が過剰なまでに「差し馬場」を意識しすぎていること。さすがに、あそこまでペースを緩めるとインと先行馬が有利になります。

 それから、先週も書きましたように、直線はスピードを発揮しやすい馬場。加えて騎手意識はスローなのですから、直線で速い上がりを出せる能力も重要。「インから速い上がりを出せる馬で血統は馬力タイプ」を狙う馬場でしょうか。

 と書いた後に、オールカマーの登録馬を見たんですが、該当馬が多くて難しいですね。神戸新聞杯もローズS同様「新興勢力(春のG1に出走してない)のディープ産駒」こっちの方が当たりそうです。配当はイマイチかもしれませんが、その方が菊花賞も(馬券も含めて)盛り上がりそうですし。

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血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
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