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中央馬の上位争い/帝王賞

  • 2016年06月28日(火) 18時00分


◆ノンコノユメの狙いは帝王賞

 昨年の帝王賞は1番人気のホッコータルマエが勝ち、先行したクリソライト(4番人気)は2着に粘ったが、今年はフェブラリーS組のノンコノユメ・アスカノロマンも参加と豪華メンバーが揃った。

 さらに東京大賞典の優勝馬サウンドトゥルーも大井では連対を外しておらず、中央馬の上位争いと思われる。

 ◎ノンコノユメは昨年のジャパンダートダービー(2000m)を追い込み勝ちした実力馬で、狙いはこのレースに絞っての登場である。

 ○サウンドトゥルーは東京大賞典で1番人気のホッコータルマエを抑えて2分3秒台で快勝し、得意な大井2000mで2つ目のビッグタイトルに挑む。

 ▲アスカノロマンは今年に入って重賞2勝と力を付け、今回は絶好の1番枠を引いて「先行勝負」に出るはず。

 ×ホッコータルマエはドバイ遠征帰りだが併せ馬での調教内容は素晴らしく、4勝している大井コースなら好勝負を期待できそう。

 注クリソライトは揉まれ弱いので最外枠は歓迎と思われ、乗り慣れた川田が末脚勝負に出れば怖い。

 △コパノリッキーは武がマイペースで逃げれば、上位争いに持ち込める。

◎02ノンコノユメ
〇07サウンドトゥルー
▲01アスカノロマン
×10ホッコータルマエ
注12クリソライト
△03コパノリッキー

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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