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　毎年好メンバーが揃う函館スプリントS。今年はストレイトガールが出走を予定している。実績、メンバーを考えると負けられない一戦となりそうだ。出走を予定している主な有力馬は以下の通り。

　ストレイトガール(牝5、栗東・藤原英昭厩舎)は高松宮記念、ヴィクトリアマイルとGIで連続3着。このメンバーでは力上位だし、得意のスプリント戦で力をつけている今なら負けられないところ。

　スマートオリオン(牡4、美浦・鹿戸雄一厩舎)は2走前にオーシャンSで優勝し初重賞制覇。高松宮記念はさすがに7着に敗れたが、ここなら通用する力を持っている。2走前の勝利は枠順など嵌った部分もあるが、力もちゃんとつけているので、ここで上位争いして秋に向け賞金を加算したいところ。

　その他、1200mは1ハロン短いが、ここでは実績上位のガルボ(牡7、美浦・清水英克厩舎)、復活の兆しを見せているローブティサージュ(牝4、栗東・須貝尚介厩舎)、洋芝との相性が抜群のフォーエバーマーク(牝6、美浦・矢野英一厩舎)、堅実に走るセイコーライコウ(牡7、美浦・鈴木康弘厩舎)、昨夏の函館シリーズで強い競馬を見せたクリスマス(牝3、美浦・伊藤大士厩舎)なども上位争いに加わってきそうだ。発走は15時25分。

【データ分析/函館過去9年】
人気…1人気は[2-3-0-4]連対率55.6%と勝ってはいないものの連軸としては及第点。勝率が高いのは2人気で[4-0-1-4]勝率44.4%。

年齢…最も成績が良いのは4歳で[3-1-2-10]連対率25.0%、複勝率37.5%。次いで6歳が[2-4-3-26]、5歳が[4-1-2-25]で続いている。なお、3歳は[0-2-1-14]、7歳以上は[0-1-1-24]とどちらも勝ち馬は出していない。

枠番…1〜4枠が[6-6-5-43]、5〜8枠が[3-3-4-60]と内枠有利なレース。そのなかでも1枠が[3-2-2-7]連対率35.7%、複勝率50.0%と高い。ついで7枠[3-1-1-13]、2枠[2-1-1-10]と続く。8枠は[0-0-2-16]と連対もしていない。

◆ストレイトガール
・陣営コメント/田中調教助手
「前走(ヴィクトリアマイル3着)は距離延長がどうかと言われましたが、折り合いに不安がないので対応してくれると思っていました。もう少しスムーズに前が開けばもっときわどかったでしょうし、力のあるところは見せました。レース後は栗東で調整をしてから函館へ移動。順調に乗り込めています。函館も慣れているし、状態はいいので、ここも当然楽しみです」

・一週前調教診断/井内利彰
　ヴィクトリアM3着後も栗東で調整。坂路で軽く時計を出した後、函館競馬場へ移動。1週前追い切りは函館Wで岩田康誠騎手が跨って行われて