7月は、松山弘平ジョッキーと中井裕二ジョッキーとの対談です。彼らは騎手クラブのファンサービス委員会として活躍しています。果たして、彼らの活動とは!? さらにお2人に上半期を振り返っていただきました。
(取材・文/大薮喬介)
ファンサービス委員会って何するの?
――今回は、ファンサービス委員会のことを伺いたいと思います。そもそも、どういった活動をされているんですか?
松山 全競馬場でファンサービスの一環としてイベントをしているのですが、そのイベントの企画を考えて、当日実行する委員会ですね。
――そもそも、ファンサービス委員とは、騎手クラブの中の委員ですよね? 他に何か委員ってあるんですか?
中井 正確にはわからないですけど、10個くらいはありますよ。松山先輩、全部言えます?
松山 う〜ん、いっぱいあるから全部言えないかも(苦笑)。調整ルーム委員、馬場保全委員とか…。あとは、それぞれの競馬場にも委員会がありますね。
――それだけ役職というか、就かないといけない委員があるんですね。この委員というのは、どのように選ばれているんですか?
松山 ファンサービス委員会の場合は、委員長が中心になって、誰に入ってもらうかを話し合います。推薦という形ですね。中井は今年推薦されて、ファンサービス委員会に入ったんだよね?
中井 はい。松山先輩や、委員長の(藤岡)康太さんから推薦していただきました! (騎手として)3年目までは委員会に入ることはないんですけど、僕も今年で4年目なので、ついに委員になりました(笑)。
――ファンサービス委員会は何人いるんですか?
松山 関東と関西で分かれていて、関西だと10人くらいです。今だと、委員長の康太さん、中井、藤懸、菱田、(国分)恭介、浜中先輩、大下先輩、荻野先輩がそうですね。
中井 1年に1回入れ替えがあって、退任されたり、新たに加わったりするんですよね?
松山 そう、それに定員があるわけじゃないから、たまに誰がファンサービス委員会だったかわからなくなるときがある(笑)。
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松山「たまに誰がファンサービス委員会だったかわからなくなるときがある(笑)」
――松山ジョッキーは、ファンサービス委員会に入って何年目ですか?
松山 正確には覚えていないですけど、3年目くらいです。
中井 いい機会なので、聞いていいですか? どうして僕が選ばれたんですか?
松山 たぶん性格だよね。明るくて、活発で、先輩たちの前でも意見を言えるからじゃないかな。それにテレビをよく観ているから企画力もありそうだったし。藤懸も最近入ったけど、同じ理由だと思う(笑)。
――藤懸ジョッキーもファンサービス委員会なんですね、なんとなく理由がわかります(笑)。ということは、中井ジョッキーも同じ性格ですか? 今のところ、大人しいですよね?
中井 いやぁ、藤懸先輩ほどでは…。
松山 猫かぶってるなぁ(笑)。普段はもっと明るいんですよ。ほら、いつものマシンガントークはどうしたの?(笑)
中井 すぐ言う〜。ちょっと、緊張しているだけですよ。これからエンジンをかけていきますから!
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中井「ちょっと、緊張しているだけですよ。これからエンジンをかけていきますから!」
【次回のキシュトーークU25は?】
やや緊張気味の中井ジョッキー。次回はマシンガントークが炸裂するのでしょうか!? 第2回はこれまで実行してきたイベント内容を聞いていきます。乞うご期待!