シュヴァルグランの4連勝、重賞初Vなるか/日経新春杯
今年最初のGIIレースとなる日経新春杯。今回は現在3連勝中のシュヴァルグランに注目が集まりそうだ。同馬が4連勝で重賞初制覇を果たすか、サトノノブレスやレーヴミストラルなどの実績馬がこれを阻むか、それとも軽ハンデ馬が台頭するか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■1/17(日) 日経新春杯(4歳上・GII・京都芝2400m)
シュヴァルグラン(牡4、栗東・友道康夫厩舎)はここにきて3連勝。そのどれもが本格化を思わせるような強い勝ちっぷり。ヴィルシーナの半弟という良血が開花してきたようだ。ハンデ戦でどれだけ見込まれるかがカギとなりそうだが、今のこの馬ならある程度背負わされても好勝負に持ち込めるはずだ。
サトノノブレス(牡6、栗東・池江泰寿厩舎)は一昨年の覇者。連覇を狙った昨年は11着と惨敗したが、前々走のアルゼンチン共和国杯で4着、前走の金鯱賞で3着と復調してきている。前走からの距離延長、京都へのコース替わりもプラス材料で、上位争いが期待される。
レーヴミストラル(牡4、栗東・松田博資厩舎)は前走の金鯱賞で出遅れ。直線では脚を使ったが、上位にきたのは前につけた馬と内で脚を溜めた馬ばかり。あの流れではきつかった。直線が平坦なコースは合いそうで、ここは巻き返しを期待したい。
その他、立て直しての巻き返しが期待されるダコール(牡8、栗東・中竹和也厩舎)、このメンバーなら巻き返せても良いダービーフィズ(牡6、美浦・小島太厩舎)、除外明けも力上位のベルーフ(牡4、栗東・池江泰寿厩舎)、一昨年2着、昨年3着のアドマイヤフライト(牡7、栗東・橋田満厩舎)辺りも好走の圏内。発走は15時45分。
【データ分析】
人気(Aコースで行われた過去7回)…1人気は[1-3-2-1]勝率14.3%、複勝率85.7%と高い複勝率。1〜5番人気が[5-5-4-21]複勝率40.0%、複勝回収率65%、6〜10番人気が[2-2-2-29]複勝率17.1%、複勝回収率75%。11番人気以下が[0-0-1-28]複勝率3.4%、複勝回収率56%と全体的に人気別で偏りはなく、やや1番人気の複勝率が高い程度。
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