◆馬券を買うならラッキーライラック軸に3連単 今週は桜花賞。今年の桜はいつもより早めに満開を迎えちゃったので、もう見頃を過ぎてしまいましたが、“もうひとつのお花見”が楽しめますね。
もちろん見どころは、ラッキーライラックの無敗制覇なるか、です。
チューリップ賞前後の当コラム
【ダノンプレミアムが皐月賞で勝つのは、3冠馬になるより難しい!?】にも書きましたが、これまでに阪神ジュベナイルフィリーズ+チューリップ賞+桜花賞を無敗のまま“完全制覇”した馬はいません。今回、同馬がそれを達成したとしたら一大事。次はいつ見られるかわからないくらいの“超絶快挙”なのです。
ちなみに、過去に阪神JF(1991〜2000年は阪神3歳牝馬S)+チューリップ賞の両レースを勝った馬の桜花賞成績は以下のとおりです(カッコ内は桜花賞参戦までの成績)。
01年テイエムオーシャン(5戦4勝3着1回)=1着
07年ウオッカ(5戦4勝2着1回)=2着
09年ブエナビスタ(4戦3勝3着1回)=1着
11年レーヴディソール(4戦4勝)=不出走
17年ソウルスターリング(4戦4勝)=3着
桜花賞に出なかったレーヴディソール以外の4頭はすべて馬券に絡んでいますが、勝ったのは2頭。去年のソウルスターリングは今年のラッキーライラックと同様、4戦無敗で出走しましたが、3着に敗れています。
ということは、今回、馬券を買うならラッキーライラックを軸にした3連単がおもしろそうです。なにしろ同馬が勝てば歴史的な瞬間を見られるわけですし、2、3着に負けたらオイシイ配当をゲットできるかもしれないですからね。
じゃあ、どの馬を相手にすればいいのでしょうか?阪神JFとチューリップ賞を勝った馬は、桜花賞に出てくれば、すべて1番人気に推されていました。その桜花賞で1番人気馬以外に馬券対象になった馬の人気順は、01年=4、2 07年=3、7 09年=2、5 17年=8、3 でした。
つまり、そういうときは2番人気馬か3番人気馬が絡んでいるんです。そして、もう1頭は4〜7番人気馬が来ています。
だったら、ラッキーライラックと2番人気馬(アーモンドアイ?)、ラッキーライラックと3番人気馬(リリーノーブル?)という2組のペアを作ります。この2頭軸から、4〜9番人気になりそうな馬へ流してマルチにする。これがベストな作戦になるんじゃないですか?1〜3番人気の3頭で堅く収まることを想定して、相手を3〜9番人気の馬に拡げても、84点にまとめられますよ(それじゃあ多すぎますか?)。
さて、先週の当コラムに対しては、大勢のみなさんに“注目のポチッ”を押していただきました。その数は(当コラムとしては)過去最多に達しています。ばんえい記念のレース中にニュータカラコマが倒れてしまったのは衝撃的な出来事でした。その受け止め方はさまざまあると思います。関係者の思いをご理解いただいた方には、ここであらためて心からの御礼を申し上げる次第です。