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皐月賞と同舞台!クラシックへ向けて飛躍するのは!? 京成杯(GIII)

  • 2014年01月14日(火) 18時00分


 クラシックへの登竜門・京成杯。今年は地方からの刺客プレイアンドリアルや新馬・ホープフルSと連勝で臨むエアアンセム、素質馬ラングレーなどが登場予定。出走を予定している主な有力馬は以下の通り。

 プレイアンドリアル(牡3、川崎・河津裕昭厩舎)は中央初戦の東京スポーツ杯2歳Sで2着に入線し、2番人気に支持されて臨んだ朝日杯FSでは太目に映るデキで7着と伸び切れなかった。力負けではなさそうだし、距離が延びての巻き返しが期待される場面。

 エアアンセム(牡3、美浦・伊藤正徳厩舎)は新馬、ホープフルSと2連勝。シンボリクリスエス産駒でパワーがあって今の中山の馬場は合っていそうだし、同条件でオープンを勝っているここは実績上位。上位争いは必至だろう。

 ラングレー(牡3、栗東・矢作芳人厩舎)は好メンバーが揃った新馬戦を快勝して臨んだ東京スポーツ杯2歳Sでは、絶好の手応えで直線に向きながらも伸び切れず4着。力のあるところやレースセンスは見せていて、ここでの巻き返しが期待される。

 キングズオブザサン(牡3、栗東・荒川義之厩舎)は黄菊賞では敗れてしまったものの、葉牡丹賞では突き抜けて完勝。素質の高さを示した。前走の内容から舞台への相性は良さそうだし、ここは通用しても良い場面だろう。

 その他、新馬戦で豪快な勝ち方をしたアデイインザライフ(牡3、美浦・鈴木康弘厩舎)、堅実に走りそうなディアデルレイ(牡3、美浦・牧光二厩舎)、極悪馬場の札幌2歳S以外の2戦は強い勝ち方をしたピオネロ(牡3、栗東・松永幹夫厩舎)辺りも圏内だろう。発走は15時35分。

【データ分析/過去10年】
人気…過去10年、1番人気が[4-2-2-2]。勝率4割、連対率6割、複勝率8割とあればまずまず信頼できる数字。

前走…前走が重賞で、なおかつ4着以内という馬は[3-4-1-2]と好調。実績は重視できる。

馬番…6番、9番が2勝だが、内外に顕著な傾向も見られず、枠順による有利不利はそれほどない。

◆エアアンセム
・血統診断/望田潤
 母母エアデジャヴーは中山のクイーンSに勝ちオークス2着。伯父エアシェイディは中山の鬼だったし、伯母エアメサイアは秋華賞勝ち含め内回りでは[3.2.2.0]、エアデジャヴーの兄エアシャカールも本領は皐月賞の捲りだろう。12月のディセンバーSを好位からきれいに抜け出したエアソミュールも内回り小回りで器用な立ち回りができる馬で、そういう機動力とパワーを脈々と伝える牝系だ。本馬はRoberto父系×Golden Trail牝系という組み合わせがブライアンズタイム的だし、もちろん

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