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今年最初の古馬牝馬重賞! 京都牝馬S(GIII)

  • 2014年01月20日(月) 18時00分


 2012年のこのレースの覇者で、同年のヴィクトリアマイルで2着に入線するなど牝馬のマイル戦線では常に一線級で戦ってきたドナウブルーが引退レースとしてここを選んできた。メンバー的にもここは有終の美を飾りたいところ。出走を予定している主な有力馬は以下の通り。

 ドナウブルー(牝6、栗東・石坂正厩舎)は2012年のこのレースの勝ち馬で、6歳になった今年も主役候補。前走のマイルCSでは牡馬の強力メンバー相手に5着と好走している。引退レースと予定されているこのレースで有終の美を飾りたい。

 ローブティサージュ(牝4、栗東・須貝尚介厩舎)は阪神ジュベナイルFを制して以降成績が振るわないが、ここに入れば実績は上位だし、距離短縮も掛かるところがあるので歓迎材料か。2歳女王が巻き返しを狙う。

 コスモネモシン(牝7、美浦・清水英克厩舎)は堅実に走るタイプではないが、常に一発の魅力を秘める馬。このメンバーなら実績上位は明白だし、当日時計が掛かる馬場なら上位争いに持ち込んできそうだ。

 その他、近走の成績は振るわないが力のあるアドマイヤセプター(牝6、栗東・橋田満厩舎)、現時点では除外対象も出られれば通用する力を持つウリウリ(牝4、栗東・藤原英昭厩舎)などがエントリーしている。発走は15時45分。

【データ分析/過去10年】
人気…1番人気が[3-2-2-3]で連対率50%と堅調。ただし馬連平均配当3080円とヒモ荒れを狙う手もある。

所属…関西9勝(2着8回)vs関東1勝(2着3回)と関西馬が圧倒的に有利。軸はここからか。

馬番…3〜6番で8勝している。外枠は12番の1勝のみなので、評価を下げても。  
◆ドナウブルー
・陣営コメント/石坂調教師
「前走(マイルCS5着)は外目の枠でゲートがもうひとつだったが、終いはよく脚を使っていました。レース後は短期放牧に出してここを目標に帰厩。1週前追い切りの動きも良かったし、順調です。これが引退レースになるけれど

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