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中山の舞台に強豪古馬が集結! AJCC(GII)

  • 2014年01月20日(月) 18時00分
※本日は東海S、京都牝馬Sの見どころも更新しております。下部のバックナンバーよりご覧ください。


 昨年のこのレースの覇者ダノンバラード、このレースと同条件の昨秋のオールカマーを制したヴェルデグリーン、古豪トゥザグローリーなど、GIでは力が足りなかったが、GIIのメンバー・中山2200mで持ち味を出しそうな馬がここに狙いを定めてきた。出走を予定している主な有力馬は以下の通り。

 ダノンバラード(牡6、栗東・池江泰寿厩舎)は昨年のこのレースの覇者。ここ2走は惨敗しているが、昨秋のオールカマーでは休み明けで3着に入線しているように、このメンバーでは力上位だろう。得意条件での巻き返しを期す。

 ヴェルデグリーン(牡6、美浦・相沢郁厩舎)は今回と同じ条件のオールカマーを制して重賞初制覇。天皇賞、有馬記念と続いた一線級との戦いでは力差を感じさせられたが、ここに入れば当然力上位。こちらも適条件での巻き返しを狙う。

 トゥザグローリー(牡7、栗東・池江泰寿厩舎)は往年の成績に比べると見劣るが、それでも金鯱賞4着、有馬記念8着と力のあるところは見せている。今回のメンバーなら上位争いは必至だろう。

 その他、昨年の京成杯の覇者で、皐月賞以来のレースを一叩きされたフェイムゲーム(牡4、美浦・宗像義忠厩舎)、休み明け2戦目の前走できっちりと結果を出した素質馬レッドレイヴン(牡4、美浦・藤沢和雄厩舎)、中山金杯で5着に入線し、一叩きされた上積みをもってここに臨むケイアイチョウサン(牡4、美浦・小笠倫弘厩舎)なども力差はなさそうだ。発走は15時35分。

【データ分析/過去10年】
人気…1番人気の連対率が30%(3勝)と不振。軸なら[3-3-1-3]と連対率6割の2番人気馬か。

脚質…逃げ・先行で合わせて連対率59%と、前に行ける馬が有利な傾向。[0-1-0-32]の追い込みは評価を下げても。

馬番…9番までで9勝と、内枠有利の傾向。ただし1、2番からは勝ち馬が出ておらず2着も1回のみ。 

◆ヴェルデグリーン
・一週前調教診断/井内利彰
 追い切りの特徴としては、併せ馬が多いこと。常総S、オールカマーといった勝ったレースはもちろんのこと、好走の部類に入る天皇賞秋などでも、積極的に併せ馬を行っており、しっかり負荷をかけることが、順調の証だろう。
 ただ、この中間は併せ馬が、1週前追い切りの1本だけ。併せた相手がグランドシチーなので、中身は濃いと判断できるが、前記したように、併せ馬を回数行うことが調子のバロメーターだと考えれば

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