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GIIIながらも砂の実力馬が集結! 根岸S(GIII)

  • 2014年01月27日(月) 18時00分


 フェブラリーSの前哨戦・根岸S。今年はダートでまだ底を見せていないドリームバレンチノやノーザンリバー、ブライトラインといったところがアドマイヤロイヤル、シルクフォーチュン、テスタマッタといった古豪に胸を借りる楽しみなレースとなりそうだ。出走を予定している主な有力馬は以下の通り。

 ドリームバレンチノ(牡7、栗東・加用正厩舎)は芝からダートに転向しての2戦で、JBCスプリント2着、前走は兵庫ゴールドTを制覇。いずれも脚抜きの良い馬場でのレースだったので、良馬場になった場合どこまでやれるかで真価が分かりそう。そういう意味でもここは楽しみな一戦だ。

 ノーザンリバー(牡6、栗東・浅見秀一厩舎)はここにきて素質が開花。前走は1200mのカペラSでダート重賞初勝利となったが、本質的には1400mがベストと言える馬。連勝の期待が掛かる。

 ブライトライン(牡5、栗東・鮫島一歩厩舎)はみやこSでダート重賞を初勝利。勢いに乗って臨んだJCDでも4着と健闘し、能力の高さを示した。芝に使われていた時は短距離で実績を上げていたし、この距離短縮はむしろプラスととらえたいところで、ここも期待が掛かる一戦。

 その他、JCDを勝ったベルシャザールに武蔵野Sで僅差に迫ったアドマイヤロイヤル(牡7、栗東・橋田満厩舎)、前走は敗れてしまったが相性の良い東京ダート1400mで巻き返しが期待されるエーシントップ(牡4、栗東・西園正都厩舎)、古豪シルクフォーチュン(牡8、栗東・藤沢則雄厩舎)、テスタマッタ(牡8、栗東・村山明厩舎)といったところも上位争いに加わりそう。発走は15時45分。

【データ分析/過去10年】
人気…1番人気の連対率は50%[2-3-0-5]で、マズマズ信頼が置けそう。妙味は連対率30%[1-2-2-5]の5番人気。

所属…5年連続で関西馬がワンツー。連対率も[関東:5%][関西:16%]と、東のレースでも関西馬はとくに重視すべし。

馬番…注目は7番〜11番で、10戦中8勝がこの馬番から出ている。昨年、一昨年と2年連続優勝中でもあり、人気薄でもチェックしたい。

◆ドリームバレンチノ
・陣営コメント/加用調教師
「前走(兵庫ゴールドT1着)は59キロの斤量ながら強い競馬。ダートに転向して2走ですが、高い適性を見せてくれています。中間も問題なく順調に調整できていますし、直線の長い東京コースも合っていると思います。今回は中央の強いメンバー相手ですから、ここでどんな競馬を見せてくれるかでしょう」

・一週前調教診断/井内利彰
 昨年はシルクロードSを優勝しているが、2走前からダート路線に変更したことで、今年はこちらへ出走。近2走は地方競馬場でのレースだったとはいえ、しっかりとダート適性を見せる結果を出している。
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