スマートフォン版へ

「復活」を果たすのはどの馬か!! 鳴尾記念(GIII)

  • 2014年06月02日(月) 18時00分


 今回の鳴尾記念は前走で大きく負けている馬が多く、「復活」がテーマとなりそう。馬券的には面白いレースになりそうで、どの馬の「復活」に賭けるか、検討し甲斐があるところだ。

 トーセンジョーダン(牡8、栗東・池江泰寿厩舎)は2011年秋の天皇賞馬で実績は断然。前々走で復活の兆しを見せたし、ここを勝って宝塚記念に駒を進めたいところだ。

 カレンミロティック(セ6、栗東・平田修厩舎)は昨秋の金鯱賞を制して有馬記念でも見せ場を作った。前走内容に復調気配が感じられるし、ここを制しての飛躍が期待される。

 トウカイパラダイス(牡7、栗東・田所秀孝厩舎)は常に堅実だが、特に前走ではキズナの2着に入線して力のあるところを見せた。メンバーが落ちる今回は勝ち負けが期待されるところ。

 その他、前走惨敗も重賞級の力を持つエアソミュール(牡5、栗東・角居勝彦厩舎)、一昨年前のこのレースを制しているトゥザグローリー(牡7、栗東・池江泰寿厩舎)も「復活」が期待されるところ。発走は15時35分。

【データ分析】
人気(別定戦となった2006年以降)…1人気は[2-2-1-3]連対率50.0%、複勝率62.5%と高い。2人気[2-1-1-4]、3人気[0-2-2-4]も複勝率は50.0%あるが1、2、3人気での組み合わせは2006年の1回しかない。

脚質(コース改修された2006年以降のOPレース以上)…内回りコースでもあり、先頭は[8-7-5-3]連対率29.4%、複勝率35.3%と比較的高い。その後ろに付けている3〜5番手の成績が[17-19-18-120]連対率20.7%、複勝率31.0%とこちらも高い。

前走距離(コース改修された2006年以降のOPレース以上)…同距離である2000m組は[18-10-10-135]連対率16.2%、複勝率22.0%。それよりも成績が良いのは1800m組の[19-21-18-177]連対率17.0%、複勝率24.7%、2200m組[2-4-5-30]連対率16.2%、複勝率26.8%、2400m組[4-4-2-16]連対率30.8%、複勝率38.5%。

◆トウカイパラダイス
・一週前調教診断/井内利彰
 前走大阪杯は強力メンバーを相手に先行するレースで2着。昨年の大阪杯でも4着しているように、阪神芝2000mに対する適性の高さは間違いない。そんなこともあってか

続きはプレミアムサービス登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

気になる重賞を全方位で斬る! 望田潤の血統情報、井内利彰の調教、そして厩舎情報、データなど内容盛り沢山に、今週の注目重賞コラムをお届けします!

バックナンバー

新着コラム

アクセスランキング

注目数ランキング