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ダイワファルコンが3連覇に挑む/福島記念の見どころ

  • 2014年11月10日(月) 18時00分


 ダイワファルコンが3連覇に挑む。第50回目の節目となるここで史上初の快挙を果たすことができるか。出走を予定している主な有力馬は以下の通り。

■11/16(日) 福島記念(3歳上・GIII・福島芝2000m)

 ダイワファルコン(牡7、美浦・上原博之厩舎)は2012・13年の覇者。特に昨年は1分57秒3というレコードタイムを叩き出した。7歳を迎えた今年はまだ良い成績を挙げていないものの、秋はこのレースを目標にして休み明けを叩いており、これまでとは違うレースを見せられるはず。史上初の3連覇を期待。

 メイショウナルト(セ6、栗東・武田博厩舎)はこのレースと同条件の七夕賞を制し、続く小倉記念でも57.5キロのハンデを背負って3着に入った。前走の新潟記念は10着に終わったが、左回りの競馬場とは相性が悪い馬なので、これは度外視してもいいだろう。改めてここで上位争いを期待したい。

 その他、この条件では崩れないダコール(牡6、栗東・中竹和也厩舎)、距離延長カギもここ2戦差のない争いができているミトラ(セ6、美浦・萩原清厩舎)、福島との相性良いムーンリットレイク(牡6、美浦・加藤征弘厩舎)、ラジオNIKKEI賞を制している3歳馬ウインマーレライ(牡3、美浦・高木登厩舎)あたりも上位争いの圏内。発走は15時20分。

【データ分析/福島芝2000mで行われた過去9回】
人気…1人気は[1-1-2-5]連対率22.2%、複勝率44.4%と人気に応えているとは言い難い。成績が良いのは3人気で[2-2-1-4]連対率44.4%、複勝率55.6%となっている。また、10人気以下も5頭馬券になっており、穴で狙ってみるのも面白い。

脚質…4角先頭は[3-1-0-5]連対率44.4%と福島コースらしく高い。2番手も[3-1-1-10]連対率26.7%、複勝率33.3%と高く、先行脚質は無視出来ない存在。10番手以下は[3-0-0-45]と俗に言う“ピンかパーか”タイプで馬券になっているときは一気に差し切っている。

斤量…ハンデ戦らしく最も成績が良いのは[2-1-0-5]連対率37.5%の軽量51kg。他には57kgの[2-0-3-14]複勝率26.3%、54kg[1-2-1-16]複勝率20.0%などが高い。57.5kg以上は[1-1-0-9]と良くもなく悪くもなく合格点、といった所か。

◆リルダヴァル
・陣営コメント/池江調教師
「前走(函館記念14着)は思わぬ大敗になってしまいました。状態は良かっただけに残念ですが、おそらく洋芝が合わなかったということなのでしょう。ひと息いれて順調に調整できていますし

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