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短距離路線で復活した牝馬の戦いに注目 京阪杯(GIII)

  • 2014年11月25日(火) 18時00分


 レッドオーヴァル、ローブティサージュ、エピセアロームはいずれも牝馬クラシック路線を歩んできたが、それぞれ挫折を経験。しかし、短距離路線に的を絞ってからは安定した成績を残し、その輝きを取り戻している。同日に行われるジャパンCも牝馬が有力だが、ここも牝馬3頭が実績上位だ。出走を予定している主な有力馬は以下の通り。

■11/30(日) 京阪杯(3歳上・GIII・京都芝1200m)

 レッドオーヴァル(牝4、栗東・安田隆行厩舎)は昨年のオークス以来不振が続いていたが、今年に入り短距離路線に的を絞ってからは安定。重賞勝利こそないが、桜花賞2着、スプリンターズS3着の実績はこのメンバーでは上位。初重賞制覇が期待される。

 ローブティサージュ(牝4、栗東・須貝尚介厩舎)は前走のスプリンターズSで11着と惨敗を喫したが、ヴィクトリアMでも惨敗しているように、左回りが合わないようだ。右回りのここで巻き返しを期す。

 エピセアローム(牝5、栗東・石坂正厩舎)は3歳時がピークだった感はあるが、前走のセントウルSで3着に入線するなど、このメンバーでは実力上位。一息入ったが、ここは不様な競馬はできない場面。

 その他、1200mにも対応できるセイコーライコウ(牡7、美浦・鈴木康弘厩舎)、前走強い勝ち方のワキノブレイブ(牡4、栗東・清水久詞厩舎)、昨年の覇者アースソニック(牡5、栗東・中竹和也厩舎)、テンのスピードが魅力のアンバルブライベン(牝5、栗東・福島信晴厩舎)、前走が不甲斐ないが実績上位のスマートオリオン(牡4、美浦・鹿戸雄一厩舎)、前走の末脚が鮮やかだったヘニーハウンド(牡6、栗東・吉村圭司厩舎)なども上位争いの候補。発走は16時20分。

【データ分析/過去10年】

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