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ブリンカー効果で実力発揮ダノンレジェンド/東京スプリント

  • 2015年04月07日(火) 18時00分


◆今回は真ん中の7番枠だが前走同様に力を発揮できると見る

 カペラSでは12番人気だったダノンレジェンドが逃げ切り、5馬身差の圧勝というのにはちょっと驚いたが、続く黒船賞では、斤量差があったとはいえドリームバレンチノを完封するに至って、むしろカペラSの圧勝も当然だったかとも思えた。村山明調教師によると、馬群に揉まれるなどすると力を発揮できないときがあり、ブリンカーをつけるようになってから(10月12日・テレビ静岡賞から)レースに集中して力を発揮できるようになったとのこと。今回は真ん中の7番枠だが、ハナを主張する可能性があるシゲルカガ、ゴーディーがともに内枠に入り、出遅れなどのアクシデントでもない限り包まれる心配もない。前走同様に力を発揮できると見る。

 昨年JBCスプリントを制したドリームバレンチノは、地方のダートグレードでは6戦オール連対。一昨年6歳秋のダート転向が成功している。前走黒船賞でダノンレジェンドに2馬身差をつけられての完敗は、JBC以来の休み明けに加え、59kgという斤量もあっただろう。今回、ダノンレジェンドと2kg差ということでは変わらないが、絶対的な重量として1kg軽い58kgになるだけに、前走以上のレースも期待できる。

 シゲルカガは、前走の千葉Sが2歳時以来久々のダートで、5着(同着)馬までコンマ1秒差というゴール前の接戦をしのぎきっての勝利。今回は中山と同じく右回りのワンターンのコースで、2番枠に入ったこともあり、前走同様にマイペースの逃げに持ち込めば粘り込むチャンスはある。

 地方勢で期待したいのはジョーメテオ。以前は輸送に課題があったとのことだが、昨年秋はそれを克服して笠松グランプリを圧勝し、兵庫ゴールドトロフィーでも見せ場があっての2着。前走黒船賞の4着は流れが落ち着いて差を詰めきれなかった。前が競り合って末脚を生かせるような展開になれば上位に食い込んでくる。

 ノーザンリバーは、JBCスプリントでは1番人気に支持されたものの、スタートで出負けし、それでもすぐに好位の内につけてというちぐはぐなレースで力を発揮できなかった。そして前走カペラSは、別定58kgで追走一杯。今回はそれ以来4カ月ぶりの実戦で、実力を発揮できるかどうか。昨年のこのレースも制していて、大井1200mで2戦2勝というのは気になるが、順調にきていた昨年とは違う臨戦過程だけに評価を落とした。

 サトノタイガーは、JBCスプリントではあわやという場面があっての惜しい2着。カペラSでも、勝ったダノンレジェンドから離されはしたものの2着。ダートグレードでも通用する力があることは間違いないが、展開に左右されるなどムラ駆けな部分があるのも否定できない。

◎ダノンレジェンド
◯ドリームバレンチノ
▲シゲルカガ
△ジョーメテオ
△ノーザンリバー
△サトノタイガー

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1964年生まれ。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』解説。NAR公式サイト『ウェブハロン』、『優駿』、『週刊競馬ブック』等で記事を執筆。ドバイ、ブリーダーズC、シンガポール、香港などの国際レースにも毎年足を運ぶ。

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