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【イベントレポート】小牧騎手×内田騎手『お互いが語る、本当はこんな人!』/動画

  • 2015年12月15日(火) 18時00分
小牧太

ぶっちゃけトークはまだまだ続きます!


『太のプレミアムトーク』レポート第2弾。今回お届けするトークテーマは、「お互いが語る、本当はこんな人」「最近の競馬界、こんなことになってます!」。隣で照れまくる本人を前に、内田騎手が小牧騎手の高い技術を熱く語り始め…。外国人ジョッキーに対する思いや注目の若手騎手まで、フトシ&ウチパクのぶっちゃけトークはまだまだ続きます!(文・不破由妃子、司会・赤見千尋)



※動画は有料域で見ることができます。

小牧さんは難しい馬でも“普通の馬”のように乗ってくる



赤見 続いてのテーマは、『お互いが語る、本当はこんな人!』。まずは、地方所属時代のお互いの印象やエピソードを教えていただけますか?

内田 僕もそうかもしれませんけど、昔の小牧さんは、すごくピリピリしているのが顔に出ていました。だから、南関東に乗りにこられたときの印象は、「気の荒そうなジョッキーだなぁ。おっかない顔してる先輩だなぁ」と(笑)。今はすごく丸くなっちゃって(笑)。

赤見 小牧さん、尖っていたんですか?

小牧 そんなことないですよ。あ、でもねぇ…ピリピリしてたかもしれんねぇ。当時はレースに乗るのが楽しくなかったです。

赤見 えっ!? 兵庫のトップ時代ですか?

小牧 はい。なんか…いかにも勝負事をしているというか、まさに勝ち負けの世界っていうかね。

赤見 ギリギリのところでやっていらしたんですね。

小牧 なんか嫌でしたね。今のほうが楽しいです。

赤見 やはり、リーディングを獲り続けるというのは、難しいことですよね。

内田 そうですね。でも、その時代があったから、今の自分たちの騎乗があるんだと思いますけどね。僕ね、小牧さんのことをよく見てるんですけど、人気のない馬でも「えっ!? 勝っちゃった!」みたいなことがよくありますよね。すごいですよ。僕も見習わなくちゃと思って、人気のない馬でも一発狙って乗ってるんですけど。

小牧 僕も(内田騎手に)元気をもらってるよ。ウッチー、元気やからね(笑)。馬上で一生懸命に追っている姿を見て、「ああ、僕もまだまだ追わなアカンな」って。そういう気にさせてくれるジョッキーですね。

内田 いえいえ。小牧さんはね、推進がすごいんですよ。たとえば、岩田くんの推進の仕方は「追ってます!」みたいな感じでみなさんもわかりやすいと思うんですけど、小牧さんはもっとコンパクトで、下半身できっちりバランスを取りながら追ってくる。よくあんなに低い姿勢でズブそうな馬を最後まで追ってくるなって、感心することがたくさんあります。だから、比べてはいけないんですけど、なんで岩田くんにこれだけ離されているのかなって。僕のなかではそういう思いがあります。

小牧 ……(苦笑)。

内田 本当に巧いんですよ、小牧さんは!「あの馬、癖があるんだよなぁ」という馬でも、ちゃんと折り合いを付けて“普通の馬”のように乗ってくる。

赤見 小牧さん、いかがですか? 絶賛されていますが。

小牧 うれしいですね。やっぱりね、培ってきたものですよね。地方時代から一生懸命に乗ってきて…。それを崩さないように、まだまだ乗っていきたいです。

小牧太

「本当に巧いんですよ、小牧さんは!」と小牧騎手を絶賛する内田騎手



赤見 内田さんの若いころの印象は? 何かエピソードがありますか?

小牧 内田くんはたぶん忘れていると思うけど、南関でレースが終わったあとに「小牧さん、今から飯食いに行きましょうや」って誘われたことがあってね。

内田 ……(苦笑)。

小牧 すぐに帰らなくちゃいけなかったから、「ちょっと用事があるから帰るわ」って断ってしまって。

赤見 あら。断っちゃったんですね。

内田 まぁ、人にはそれぞれ事情がありますから(笑)。

赤見 その後、お食事に行ったりなどは?

小牧 (食い気味に)ないです。

内田 (答えが)早いですね(笑)。先輩、僕、全然誘われたことないんですけど!

小牧 じゃあ、今度ぜひ関西で。美味しいお店、連れて行きますわ。

赤見 では、続いてのテーマです。『ズバリ斬り込む! 最近の競馬界、こんなことになってます!』。ここ数年で、なにか変化を感じることはありますか?

小牧 やっぱり外国人がね…(苦笑)。2人同時に免許が下りたから、余計に人数が多く感じるんだと思うんですけど。でも、僕たちも地方から入ってきたんでね。実力の世界なので、お互い頑張っていくしかないですよね。ただ、新人とか、若い子にしたらなかなか…。チャンスが少ないのが現実ですよね。

赤見 経験を積む場が少なくなっている感じがしますね。

小牧 そうですね。地方競馬の場合、調教に乗ったらレースにも乗せてくれるという流れがありましたけど、JRAの場合はね、なんぼ調教に乗ってもレースには乗せてくれないんでね。新人さんはとくにね。

赤見 内田さんは、なにか変化を感じてらっしゃいますか?

内田 小牧さんがおっしゃったように、やっぱり外国人ジョッキーが入ってきたことが一番の変化ですかね。僕も名前を横文字に変えようかな…。

赤見 えっ!? ウッチーとか(笑)。

内田 冗談ですけど(笑)。確かに彼らは勝ち鞍も多いし、そつなく乗ってきますけど、僕はここ最近、中央のジョッキー全体のレベルもすごく上がっているような気がします。海外に行っても、慣れてしまえばそれほど引けは取らないんじゃないかって。その場所に慣れていないだけであって、何回か乗れば、向こうのジョッキーに負けないくらいの技術を持っているジョッキーが日本にもたくさんいると思うんですけど。

赤見 内田さんから見て、巧いなと思うジョッキーは?

内田 (小牧騎手のほうを見て)ここにいるじゃないですか。

赤見 ですよねー。やっぱり小牧さん。

内田 アッと驚かせるというか、小牧さんのように競馬を作れるジョッキーって、そんなにいないと思うんですよ。

赤見 なるほど。では、小牧さん以外では?

内田 若手では田辺ですかね。彼は「勝てるときは勝つし、勝てないときは負ける」っていうスタンスで。

赤見 アハハハ(笑)。そのまんまですね。

内田 いや、それがね、思っていてもなかなか割り切れないんですよ。やっぱり、勝ちたいという欲が出るので。だから、そういうふうに思えるのは、すごい強味だと思います。彼は馬のこともすごく勉強しているし、その上で「まぁ、馬が勝つんだから」「前が開けば勝てるんだから」みたいな。だから、大胆な競馬ができるんだと僕は思いますけどね。

赤見 田辺さんといえば、すごく飄々としているイメージですよね。

内田 そうですね。まぁ、技術に年上も年下も関係ないんでね。学べるところは学びたいと思ってます。

赤見 さすがです。小牧さんは、若手で注目しているジョッキーはいますか?

小牧 関西では…ん〜、“コイツは巧いなぁ”っていうジョッキーは出てきてないねぇ。浜中とか川田とかは上位でしっかりしてるけど、どこが抜けてるかとなると…わからないんですよね。それが、まだ出てきてない証拠じゃないですか。やっぱり“武豊”でしょう。

赤見 小牧さんは、ホントに武豊さんのことがお好きですよね(笑)。

小牧 やっぱり“武豊”あっての中央競馬やからね。

■動画■お互いが語る、本当はこんな人!






【次回の太論は!?】
『太のプレミアムトーク』レポート第3弾。「中央にきて“こんなはずじゃなかった!”と思ったこと」や「ベテランジョッキーの野望」などなど、小牧騎手と内田騎手ならではのホースマン談議に花が咲く! 馬作りを語るなかでは、アノ“白い怪獣”の話題も…。お楽しみに!

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1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。その後もローズキングダムとのコンビで朝日杯FSを制するなど、今や大舞台には欠かせないジョッキーとして活躍中。

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