こんにちは、むねひろ よしたかです。
今年はデビュー前に評判となった、つまりはPOGでドラフト上位人気となった2歳馬がデビュー戦で本当によく負けます。
アークライト・ブエナベントゥーラ・レッドジェネシス・スワーヴエルメ・グレナディアガーズ・モントライゼ・リュラネブラ・ポルトヴェッキオ・ラピカズマ・グランデフィオーレ・ドナウエレン・チカリヨン・カランドゥーラ ・ホウオウアマゾン・グランメテオール・ヘネラルカレーラ・グルーヴビート・ショベルヘッド・アレクサンドロス・レガトゥス・サンデーアーサー・レイオブウォーター・ゾディアックサイン・ユリシスブルー・テネラメンテ・キトゥンズワルツあたりがそれに該当すると思います。
まだまだ先は長いですし、緒戦のみでその馬の評価が決まる訳では勿論ありません。中には続戦して既に勝ち上がっている馬もいます。しかし、それでも緒戦を飾れていない評判馬がここまで多くいるというのは、異例の年と言えるのではないでしょうか。そう感じます。これらの馬の巻き返しがあるのか、それとも新しいスター候補が登場するのか!? 今後に注目しましょう。
◆クイーンSターゲット馬→スカーレットカラー
(c)netkeiba.com、撮影:下野雄規
昨年の『2』着馬。相手の方が斤量が1キロ重かったとはいえ、断然と思えたミッキーチャームにクビ差まで迫りました。そこから続く府中牝馬Sでラッキーライラックに先着して初重賞勝利を飾り、阪神牝馬Sでも0.2秒差・『2』着。勝ち馬のサウンドキアラは続くヴィクトリアマイルでも『2』着とした馬。はっきりと力を付けているのが分かる実績を積んできました。
前走のヴィクトリアマイルでは2.2秒差・『15』着と大敗を喫してしまいましたが、速い時計を要求される軽い芝のマイルという舞台設定が忙し過ぎたということです。1600mでも好走していますが、距離は1800mがベストです。差し脚質になりますが、しっかりとした先行馬が複数いる組み合わせは好感が持てます。
ターゲット馬→ビーチサンバ
(c)netkeiba.com
今回と同じ1800mの距離だった5走前のローズSでダノンファンタジーから僅かにクビ差・『2』着と好走。続く4走前の秋華賞では、テン3ハロン34.6秒・5ハロン58.3秒というHペースを自らハナを切って演出しながら0.6秒差・『5』着と渋太さを見せました。この2戦の内容からは、距離は長い方が合っているように思えます。ここ3走は1400m・1600m・1600mでした。
2走前の阪神牝馬Sでも『2』着のスカーレットカラーから0.2秒差の『4』着。相手も1600mよりも1800mの方が良い馬ではありますが、