【菊花賞予想】低レベル世代で“上がり馬”が台頭した昨年に対して、黄金世代(ハイレベル世代)の今年は“春の実績馬”で決まる
オープンクラスだけではなくて、2勝クラスでも3勝クラスでも快進撃を見せている現3歳世代馬
まずは先週の秋華賞について、当コラムでは『3歳春クラシック戦線のレベルが高ければ3歳秋でもその勢力図が維持される可能性が高いですし、逆にそのレベルが低ければ相対的にレベルが高くなる古馬相手のレースで頭角を現してきた上がり馬が台頭する余地が大きい』として、ハイレベル世代と考えられる今年は春の実績馬(桜花賞上位勢)が優位という見立てでしたが、結果的にはソダシこそ能力面以外と思われる要因で崩れたものの、残る2頭のアカイトリノムスメとファインルージュのワンツー決着となりました。
3着には上がり馬のアンドヴァラナウトが食い込んだものの、それ以下は7着まで春の世代限定の重賞OP競走で連対歴ある馬が占めました。つまりは、世代が低レベルだった昨年は格下戦でも古馬混合戦で力を示した馬の健闘が目立ちましたが、世代がハイレベルだった今年は順当に世代限定戦で力を示した馬が上位を占めたというワケです。
その秋華賞の牡馬版とも言えるのがこの菊花賞ですが、