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【エリザベス女王杯予想】直線の短い内回りコースが舞台!!

  • 2021年11月11日(木) 19時00分
 こんにちは、むねひろよしたかです。

 日本時間7日(日曜日)にアメリカで行われたブリーターズC。日本馬が2勝を挙げる快挙となりました! フィリー&メアターフ(芝2200m)をラヴズオンリーユー、ディスタフ(ダ1800m)をマルシュロレーヌが勝利しました。

 ラヴズオンリーユーは、これまでドバイ・香港でも好成績を残していただけに、ここでの好走はある程度は推測が立ちましたが、短い直線の中で一旦置かれてしまうようなシーンを跳ね返しての差し切りでした。

 マルシュロレーヌは、初めての海外遠征。日本とは異なるアメリカのダートとなりました。芝でも3勝を挙げていることからその適性を探られた訳ですが、それにしても最低人気の低評価を覆しての勝利には驚きました。前半は後方からとなりましたが、早め早めのレース運びで直線の入り口では既に先頭。そこから後続の追い上げを何とか凌ぎ切りました。牝馬の海外G1ダート勝利は、これが初めてです。

 この2頭は共に矢作芳人厩舎。矢作調教師は、ブリーターズCを狙うのであれば、ロサンゼルスまでの直行便があって輸送の負担が少なく、日本からの距離が比較的近くなる西海岸開催の時と以前からおっしゃっていました。勿論、馬が伴っての好結果ではありますが、理論的に制した戦術は流石と言うべきでしょう。

 矢作調教師からは、「嬉し過ぎて、言葉が見つからない」というメールが届きました。これでドバイ・オーストラリア・香港・アメリカと4ヶ国でG1勝利。凄いのひと言です! あとは、ご本人の夢でもあるヨーロッパの大レースでの朗報を待つだけとなったと言っても良いでしょう。これからもチャレンジを楽しみにしたいと思います。

◆エリザベス女王杯
ターゲット馬→アカイトリノムスメ

(c)netkeiba.com、撮影:下野雄規


 最後の1冠=秋華賞を奪取。今回と同じ阪神内回りコースで好結果を出したことは大きなアピール材料となります。距離が2000mから2200mへ1ハロン延びますが、

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日本屈指の理論派で、高配当馬券に注目する“競馬穴リスト”。馬場レベルを基本とする『激走レンジ<range>』を駆使するのは既に有名だが、『馬券の買い方』についてもこれまで世になかったメカニズムを発表し、第一人者となる。グリーンチャンネル『KEIBAコンシェルジュ』でも活躍中。主な著書に『同じ予想でプラスになる人、ならない人』など。
公式ホームページ名は『ムネヒロネット』。

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