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【マイラーズC予想】転厩初戦のカラテは買いか消しか? 辻野厩舎の妙味度解説/第77回

  • 2022年04月23日(土) 12時00分
女王として君臨してきたグランアレグリアが引退したことで混沌とするマイル路線。絶対的主役がいないだけに、前哨戦となるマイラーズCもどの馬が勝ってもおかしくないメンバー構成になっています。軸にすべきなのはどの馬なのか? 妙味度で紐解いていきましょう。
(取材・文・構成=オーパーツ・パブリッシング 編集K3)


キセキ、ワイドファラオを引き継いだ角居厩舎の直系



編集K3(以下、K3) 今週はGIがお休みで、日曜の重賞はフローラSとマイラーズCです。

 どちらもGIIですね。私はどちらでもいいですよ。

K3 では、マイラーズCにしませんか? 予想1番人気のカラテが高橋祥泰調教師の定年にともない辻野厩舎に転厩したので、ちょっと気になっているんですよ。

 関西馬になったんですよね。

K3 はい。マイラーズCは関西馬が圧倒的に強いんですけど、まさかこんな手があったとは(笑)。

 マイラーズCのためではないと思いますけどね(笑)。

K3 冗談はさておき、辻野調教師は角居厩舎の調教助手だった方で、昨年3月、角居厩舎解散のタイミングで開業されました。キセキ、ワイドファラオなど、角居厩舎の所属馬の半数以上を引き継いでいます。

 その中に、先日の高松宮記念で2着に好走したロータスランドもいたんですよね。開業1年でGI2着というのは素晴らしいです。

K3 ただ、妙味度がどうかですよね。カラテは高橋祥厩舎の妙味度が高かったので中山記念では「儲かる軸馬」になりましたけど、もし辻野厩舎の妙味度が低かったら“消し”になる可能性もあるわけですよね?

 そうですね。

K3 なので、今回は辻野厩舎の妙味度解説をお願いします。

 わかりました。電子書籍『中央競馬 妙味度名鑑 2022』の辻野厩舎のページはこのようになっています。

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卍

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2007-2009年の3年間で、28億7000万円の馬券を購入し、払戻金30億1000万円を得たことで大阪国税局に告発され、単純無申告の罪で起訴された、俗にいう“外れ馬券裁判”の当事者。2004年に、高回収率を期待できる馬を抽出する独自の指数“卍指数”をもとに、パソコンで自動購入を行う錬金システムを構築。その後、2ちゃんねるの競馬板で豪快な馬券を当て続け、伝説となっていた。

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