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【ヴィクトリアM予想】GI馬については人気に逆らわず

  • 2022年05月10日(火) 12時00分

素直に上位人気のGI馬中心も配当を伸ばすなら非GI馬を絡めたい


 今年のヴィクトリアマイルにはGI馬が5頭登録している。有馬記念や宝塚記念のように出走条件の縛りがないレースには各カテゴリのGI馬が集まりやすいが、牝馬限定戦で5頭は多いほうだろう。

 そう考えて、平成以降のGIについて過去の類似事例を調べてみた。JRAの平地GI(地方のGI・Jpn1や海外G1は含まない)を勝った馬がその後のJRA平地GIにたくさん出走したケースを探すと、2019年の有馬記念が11頭で最多ではないかと思う。10頭が2014年有馬記念と、2020年安田記念。

 ヴィクトリアマイルは、2016年の7頭が最多だった。これに次ぐのが2006年と2018年の5頭で、今回はそれとタイということになる。

 同じく古牝馬GIのエリザベス女王杯では2011年と2014年に6頭があり、2000年、2002年、2005年、2007年、2010年、2013年に5頭があった。

 5頭以上だと両レース合わせて過去に11回ということになるが、該当馬だけで1、2、3着になった年もあれば5頭以上いて1頭も馬券に絡まなかった年もある。そして、全11レースを対象とした傾向として挙げられるのは、「結局ファンの印象が正しい」ということである。

 該当レースに出た「既にGIタイトルを持っていた馬」はトータルで[8-5-6-40]なのだが、2016年ヴィクトリアマイルのストレイトガール(7番人気1着)が唯一の4番人気以下連対例。3着はすべて4番人気以内。つまり該当馬で5番人気以下は[1-0-0-30]ということになる。

 この線でいくと、今回ソダシ、レイパパレ、デアリングタクトにチャンスはあってもレシステンシアとアカイイトは厳しい、配当を伸ばすなら非GI馬で、ということになる。

 もちろん人気はフタをあけてみないと分からないしファンの評価がレース結果に影響を及ぼすわけではない。それでもGI馬たちについては「ここはひねりにいくゾーンではない」ということが言えるだろう。

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登録済

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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