【根岸S予想】ハイペースだから差し追い込み有利になるのは競走能力が低い馬同士による下級クラス戦の話
シルクロードSと根岸Sの共通点は、同カテゴリーのレースの中では異質な〇〇〇が重視される点
東京ダート1400mで施行される根岸ステークスと、その裏の京都芝1200mで施行されるシルクロードステークスは、芝ダの違いや距離の違いなどまるで施行条件が異なるレースではありますが、それらが属するカテゴリーの中の他のレースとは一線を画す、異質な“後半力”が重視されるレースである点では共通しています。
ここでは根岸Sについて取り上げますが、実際にはシルクロードSについてもだいたい同様の理屈となっていますので、ご参考までに。
根岸Sのポイントは、JRAの数あるダートコースの中でも特に最後の直線(ホームストレッチ)の距離の比率が高い東京ダート1400mが舞台設定であるというのと、2024年の開催日程ではJRAの数あるダート1400mのレースの中でも唯一の重賞レース(つまりは同カテゴリーの最高峰の一戦)であるという2点です。
まず前者について、単純なことですが直線の物理的な長さ(比率の高さ)に応じて、