毎週欠かさず馬場に関する情報を収集し、自身の予想に反映させるというスポーツニッポンの“万哲”こと小田哲也記者が、“予想に役立つ馬場情報”をコンセプトに、重賞が開催されるコースについて、当週の降水量・前日のレース結果等を踏まえた主観的意見から、よりライブな馬場状態を解説する。
開催替わりの中山芝はAコースで開幕した。洋芝も順調に成長して、見た目にも上々のコンディション。また、1月開催では内6メートル部分に内柵を設置していたため、柵でカバーされていたラチ沿いの芝状態の良さも目立つ。予想されたことだが、土曜は経済コースを器用に立ち回る先行馬の活躍が目立った。
中山はずっと雨が降っていないため、JRAの土曜午前7時測定の芝のクッション値は「11.9」で「やや硬め」。昨年12月から年初1月の開催では、タフでやや時計が掛かるコンディションが続いたが、当時とは一転して速い時計が出ている。
土曜は、芝競走は5鞍施行。勝ち馬の最終4コーナーの位置は