スポーツライター・島田明宏が競馬界の「今」を熱視点で語る!
島田明宏
羽田から千歳に向かう機内でこの原稿を書いている。今夜は千歳に泊まり、明朝から馬関連の取材をする。打ち合わせを兼ねた今日の夕食はどこがいいかと編集者に訊かれ、どこでもいいと答えたら、...
4月6日のレース中に落馬した藤岡康太騎手が、10日に亡くなった。享年35歳。昨年のマイルCSでテン乗りのナミュールを見事な騎乗で勝利に導き、今年も順調に勝ち鞍を重ねていた。これから...
今年3月30日のドバイワールドカップデーに行われたUAEダービーを、日本のフォーエバーヤングが5戦5勝で制した。レース後、管理する矢作芳人調教師が「今朝、私の師匠でもある父が亡くな...
4月3日付の読売新聞社会面に、今春の選抜高校野球大会の試合結果などを予想させるサイトが、海外を拠点とする事業者によって開設されていた、という記事があった。国内では、競馬などの公営ギ...
ここ1週間ほど、どのメディアも、大谷翔平選手の通訳だった水原一平氏の違法賭博のニュースで溢れている。なかには、急に大谷選手を批判しはじめるコメンテーターなどもいて、そういう人間を見...
今週月曜日、3月18日の午後2時から、丸の内の東京會舘で、作家・伊集院静さんのお別れの会が行われた。直木賞・芥川賞の授賞式と同じ会場で、伊集院さんが生前、何回、何十回と訪れたゆかり...
私と同世代で、子どものころ麻疹(はしか)にかかったかどうか、かかっていないとしたらワクチンを打ったかどうかを覚えている人はどのくらいいるのだろう。このところ麻疹が話題になっているの...
先週末、3月3日の日曜日、東西の競馬場で、この日が最後の管理馬出走となる調教師の引退セレモニーが行われた。セレモニーといっても、それぞれのラストレースのあとに花束贈呈と写真撮影、取...
昨秋の追突事故による首の痛みが、ようやくやわらいできた。それでも、運転中、深く首を回して左右確認するときなどに痛むことがあるので、今もリハビリに通っている。病院は自宅兼事務所から徒...
先週の土曜日、都内の中華料理店で行われた「薫さん&サンディーさんを囲む会」に参加した。「薫さん」とは、南関東とアメリカで騎手として活躍した土屋薫さん。「サンディーさん」とは、薫さん...
美浦に行き、今年度限りで引退する調教師にインタビューしてきた。その帰途でカフェに寄り、この稿を書いている。いつも読んでくれている人は、私が誰にインタビューしてきたか、おわかりだろう...
先日、グリーンチャンネル「草野仁のGateJ.プラス」の収録現場に行ってきた。都営三田線内幸町駅からほど近い、日比谷フォートタワー地下1階のGateJ.東京である。草野仁さんや、グ...
日本テレビでドラマ化された『セクシー田中さん』の作者で、漫画家の芦原妃名子(あしはら・ひなこ)さんが1月29日に亡くなった。50歳だった。現場の状況から自殺と見られている。そこに至...
既報のように、イクイノックスが2023年度のレーティング世界一に輝いた。4馬身差で圧勝したジャパンCで、日本馬歴代最高の135ポンドを獲得。1999年の凱旋門賞で、「勝ちに等しい2...
今年の仕事始めは、1月4日(木)正午までの原稿用紙6枚ほどの入稿だった。それはすなわち、私が三が日までに書いておくことを前提としたスケジュールだった。本来なら12月中でもおかしくな...
まず、元日の能登半島地震で被災した方々にお見舞い申し上げます。珠洲市を拠点に引退馬の余生を支える活動をしている角居勝彦元調教師をはじめ、知人の安否が気になり、すぐにでも飛んで行きた...
先々週の当欄に、熊沢重文さんが騎手を引退したことで、JRAジョッキーの「5G(ファイブジー)」が4人になり、替わって加わるのは田中勝春騎手(1971年2月25日生まれ)になる、と書...
先週の阪神JFで美浦・黒岩陽一厩舎のアスコリピチェーノが勝利をおさめ、2着に美浦・国枝栄厩舎のステレンボッシュ、3着に美浦・加藤士津八厩舎のコラソンビートが来て、関東馬の1-2-3...
栗東で、今年騎手を引退した人にインタビューしてきた。今は帰りの新幹線の車中である。メディアの仕事では、作品が世に出るまで外部に内容を漏らさない、というのが不文律になっている。それで...
11月24日、作家の伊集院静さんが亡くなった。73歳だった。今年10月27日に肝内胆管がんを患っていることを公表してからひと月足らずでの訃報だった。それだけに、信じられない、信じた...
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