野元賢一が競馬界の気になるニュースを分かりやすく解説します!
野元賢一
高額賞金で注目を集める新設国際競走、サウジカップ(ダート1800m)が2月29日、サウジアラビア・リヤドのキングアブドゥルアジズ競馬場で行われる。メーンカードの同レースが賞金総額2...
昨年度のJRA賞受賞馬が1月7日、東京都内で行われた選考委員会で決まった。年度代表馬には、国内外でGIを3勝したリスグラシュー(牝6)が、記者投票で全274票中271票という圧倒的...
12月8日の競馬は、国内外とも話題の多い日となった。国内メーンの阪神JFではレシステンシアが鮮やかに逃げ切り、無敗の3連勝でGI制覇。ノーザンファーム(NF)生産馬はGIの連勝記録...
ちょうど1年前にも、当コラムでジャパンCの外国遠征馬が著しく減っている問題に触れたが、今年はついに遠征馬が姿を消した。第1回特別登録を翌日に控えた11月9日、JRAは外国出走馬がゼ...
2019年10月は、競馬に限らずスポーツ全般と気象災害の関係について、考えさせられることが多い月となった。10月12日から13日にかけて東日本を通過した超大型の台風19号は各地に甚...
9月の中山、阪神開催が29日で終了し、10月から舞台は東京、京都、新潟に。いよいよ秋競馬も佳境を迎える。GIも続くこの時期に、「今更」感は大いにあるのだが、問題提起するタイミングも...
わずか11日の間に、日本の競走馬生産界を代表する2頭の種牡馬が、相次いでこの世を去った。ディープインパクトは17歳(7月30日没)、キングカメハメハは18歳(8月9日没)だった。同...
日本農産工業(横浜市、以下農産工)が販売する飼料添加物「グリーンカル」から、競馬法上の禁止薬物であるテオブロミンが検出され、2日間で156頭の競走除外馬が出た問題は、発生から1カ月...
中央競馬は6月の夏季競馬開始に併せて、クラス分け制度が変更された。長く続いた降級制度の廃止は、歴史的な改革と言えるだろう。本稿執筆時点で新ルール施行から4週、開催日数で言えば3場2...
(※昨日の「【緊急深掘りコラム】JRA激震…禁止薬物による156頭の競走除外は、なぜ起こったのか」に続き、続編をお届けします)156頭の競走除外という混乱の中で、15、16両日の競...
中央競馬の厩舎に広く流通していた飼料添加物「グリーンカル」から、禁止薬物のテオブロミンが検出され、6月15、16両日に出走を予定していた156頭が、一括で競走除外となった。薬品を始...
5月5日のNHKマイルC。圧倒的1番人気に推されたグランアレグリアは直線で馬群に包まれ、強引に進路を確保しようとしたクリストフ・ルメール(40)は外に斜行してダノンチェイサーの走行...
「平成」時代も残りあと8日となった。筆者は基本的に元号を使用しない立場だが、この30年と4カ月足らずの間に、日本の競馬界に途方もない変化の波が押し寄せたことも事実だ。本稿では、この...
現3歳世代(2016年産)を対象とした中央の新馬戦が、3月16日の中山、阪神(ともにダート1800m)で終了した。昨年6月のスタートから計288戦が行われたが、年が変わって「3歳新...
2020年の東京オリンピック・パラリンピックまであと1年半を切った。「五輪と競馬」と言っても、関連性を思い浮かべる人は、競馬に対する関心度とは関係なく少なかろう。だが、56年ぶりの...
今年の日本馬の海外遠征の先陣を切ったのは、米フロリダ州ガルフストリームパークで1月26日(日本時間27日未明)行われたペガサスワールドカップ・ターフ招待S(GI・約芝1900m)の...
JRAは11月20日の経営委員会で、2019年度の事業計画と予算案を議決し、併せて競走番組に関する細部事項を発表した。最も注目を集めたのが、女性騎手の恒久的減量制度導入だった。16...
今年のジャパンカップ(JC)は、外国馬が過去最少タイの2頭止まり。過去5年は3-4頭(3頭が3回、4頭が2回)で推移していたが、この“防衛線”も崩れた。近年の外国馬は着順掲示板入り...
6月の当コラムで取り上げたジョアン・モレイラ騎手(35)のJRA騎手免許試験挑戦は、ひとまず不合格に終わった。10月2日に行われた一次(筆記)の結果は11日に発表され、受験者7人中...
今年夏以降の競馬界は、騎手の記録に大きな関心が集まった。「大井の帝王」的場文男騎手(62)の地方最多勝記録更新を巡るニュースは、カウントダウンに入った7月後半以降、全国紙や全国ネッ...
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