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前哨戦の結果から穴馬券で決まる可能性は高い/桜花賞

  • 2015年03月24日(火) 18時00分


◆前走で見せた鋭い末脚は1600mならさらに期待できるスターローズ

 桜花賞を目指す3つの前哨戦はユングフラウ賞が順当に終わったものの、東京2歳優駿牝馬とローレル賞は波乱の決着で、本番も穴馬券で決まる可能性は高い。3連勝中のスターローズを中心に、ララベル・リボンスティック両馬を強敵と見たが、トーセンマリオン・トーコーヴィーナス・ティーズアライズにも優勝の可能性はありそうだ。

 ◎スターローズは追い込み馬ながら浦和コースは2戦無敗。1400mのユングフラウ賞で見せた鋭い末脚は、1600mならさらに期待できる。

 〇ララベルは3か月休んでのレースになるが、入念な調教で仕上がりは万全。自在の脚があるだけに、小回りの浦和コースは有利と見たい。

 ▲リボンスティックは乗り慣れた酒井に手綱が戻り、絶好の最内枠を引き当てて重賞制覇の夢に賭ける。

 ×トーセンマリオンはユングフラウ賞(3着)を使われて気合いは上昇。左海も2度目の騎乗で「好位からの流れ込み」を狙う。

 注トーコーヴィーナスは兵庫からの参戦だが、10戦8勝の女傑で、好枠からの逃げを警戒したい。

 △ティーズアライズが東京2歳優駿牝馬で見せた決め手は軽視できない。

◎08スターローズ
〇05ララベル
▲01リボンスティック
×06トーセンマリオン
注03トーコーヴィーナス
△11ティーズアライズ

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競馬評論家・作家(日本推理作家協会会員)。競馬記者から麻雀プロに転向して第6期最高位のタイトルを獲得。著作に「ダービーを盗んだ男」「天才騎手」などがある。

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