日本ダービーの実況を16年間担当した長岡一也が競馬と人生観を語る
長岡一也
福永騎手テン乗りでレースレコードをマークした昨年フェブラリーSは、目下連覇中のカフェファラオがサウジへ遠征するなどして強豪が分散、混戦模様だ。それに加え、節目の40回目にして初めて...
東京の長い直線にぴったりなのは共同通信杯は、その勝ち馬からこの10年で6頭ものG1馬が出ている。その中には3頭もの皐月賞馬が含まれていて、その他に去年の2着馬ジオグリフも皐月賞を勝...
近年の傾向から見える牝馬の存在この一年の戦い方が決まるかもしれないこの時期の重賞は、しっかり見ておく価値がある。東京新聞杯ならこの先のマイルのGIであり、きさらぎ賞ならクラシックに...
頂点をめざす準備は整っているこの先のGI戦を見据える根岸SとシルクロードS。どちらも新興勢力に魅力を感じるメンバー構成になっている。根岸Sは、フェブラリーSの前哨戦のひとつだが、東...
それまでの実績から見えてくるものアメリカJCCは、時折、年季の入った年長馬が好走することがある。中山外回りの2200米、とにかく難しいコースに加え、この時期の馬場だから、ハードルは...
近年の勝ち馬には末脚がいいという共通点この先に結びつくものが見つかるかどうか、勝つことが一番でもそこに大きな意味を持つこの時期の重賞は、どう戦うかにより関心が高まる。京成杯は中山の...
新馬直行組か、それともキャリア組か新しい年、明け3歳馬の本格的出番がやってくる。新風を吹き込む若駒たちだが、乗り越えなければならない試練が待っている。大舞台への夢をかなえるため、な...
牝馬の時代を受け継いだ昨年の3歳世代この一年を振り返るとき、GI競走で負け続けた一番人気が、秋に、天皇賞でイクイノックスが勝ってピリオドを打ったことに思いが及ぶ。新しい流れをつくる...
素質に加え、完成度がものを言う若駒たちのレース先週の阪神ジュベナイルFは、世代屈指の決め手を生かしたリバティアイランドが1番人気に応え、桜花賞の主役の座を不動のものにしたが、2着に...
「躍り出たヒロイン候補あとは春」底を見せていない、この先の可能性だけを見据える2歳馬の重賞は、函館2歳Sから始まって11月26日のラジオNIKKEI杯京都2歳Sまで、11レース終っ...
どんなレースを見せてくれるかが最大の見所ダート路線は、高齢馬の層が厚いことが多い。それをはっきり打ち破ったのが、昨年のテーオーケインズだった。春は3連勝で大井の交流GI帝王賞を勝ち...
忘れられない戦いとなった2年前史上初めて三冠馬3頭が戦った2年前の第40回ジャパンCは、今思い出しても大変な大一番だった。1番人気、最強女王のアーモンドアイがGI・9勝目を挙げ有終...
3歳馬と外国人騎手の2点に注目秋に入り、天皇賞を3歳馬イクイノックスが勝ち、先週のエリザベス女王杯は、クリスチャン・デムーロ騎手のジェラルディーナが栄冠に輝いた。3歳馬と外国人騎手...
血統面から見えてくる阪神内回りへの適性大波乱から一年、エリザベス女王杯は今年も歴戦の古馬陣と伸び盛りの3歳勢が対決する。昨年10番人気で金星をあげたアカイイトが連覇をめざすが、多彩...
2回の坂越えにディープインパクト産駒は苦戦傾向これから先を見すえて出走する重賞は、その運命を決定する事も多いので、レースの選択には慎重だ。アルゼンチン共和国杯は伝統の長距離重賞とし...
新しい時代の到来を実感させられた昨年坂を駆け上がってようやくムチが入り、エフフォーリアのエンジンが点火。意表を突く先行策を取ったグランアレグリアを一瞬にして追い抜き、追いすがるコン...
かつての菊花賞馬から見えてくるセオリー今から8年前、菊花賞馬に輝いたトーホウジャッカルは、2歳の夏に腸炎を発症し、一時は競走馬になれるか危ぶまれていた。ようやくデビューできたのがダ...
歴代の三冠牝馬が強める信頼秋華賞はここ4年、オークスからの直行組が勝ってきた。それ以前はずっと、ローズSや紫苑Sのトライアルを戦ってから本番というスタイルだったので、この様変わりは...
今年は例年の傾向からは外れる可能性もある東京の開幕週、速い脚が生きる毎日王冠には、いよいよ出番と有力馬が集い、多くの名勝負がくり広げられてきた。スーパーGIIと呼ばれる所以(ゆえん...
種牡馬ミッキーアイルの天賦の才秋のGIシリーズの開幕を告げるスプリンターズSは、昨年の1〜3着馬が不在で、多彩な顔ぶれになった。短距離界に名乗りを上げる3歳馬も加わり、頂点をめざす...
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