日本ダービーの実況を16年間担当した長岡一也が競馬と人生観を語る
長岡一也
2月に入った途端、クラシックの足音がはっきり耳に届いてきた。牡牝とも、世代のトップグループを突っ走る2頭が文句無い勝ちっぷり。あまりにも筋書がはっきりしている。この順調さは、もしか...
毎週、春の大目標に向かって、それぞれの路線の戦いが行われている。1頭でも候補馬が見つかるとうれしい。先週の競馬からは3頭、それらしい馬がいた。衆目一致するのがディアデラノビア。京都...
2006年度のJRA賞授賞式が終了すると、競馬サークルも気分一新、しっかり春競馬を見つめるようになる。今年から日本はパート1国入りしたので、国際レースとして存在する111のレースは...
春のクラシックを目指す3歳馬の動向が気になるシーズンに入っていきます。見つける楽しさ、それがあります。重賞は、シンザン記念と京成杯が終わって2月戦線へと向かうのですが、そのクラシッ...
新春競馬がスタート、全てが気分一新で溌剌と見えます。ディープインパクトと共にこれまでのことが全部過去のものになってしまったように思えて、いささか身の細る日々だったのが、シンザン記念...
競馬の1年はあっという間に過ぎ、ただ時の流れの速さに驚くばかり。ディープインパクトが蘇る日が来るのだろうか、しばらくは記憶の中を駆けめぐるだけです。そうした折、次なる小さな芽吹きを...
今年はどんな興奮を味わえるのか、毎年有馬記念になると思っていることです。今回はディープインパクトの最後の一戦、それだけでこの思いは満たされています。こういうレースは、何よりもその現...
小さな巨人という言葉があります。今年の朝日杯フューチュリティSを勝ったドリームジャーニーは416kgという小躯。デビューの頃はもっと体重はあったので、今後は、この馬体重がひとつのカ...
ニュー阪神の外回りのマイル戦、桜花賞を行うこのコースを熟知しておかねばなりません。阪神ジュベナイルFの勝者ウオッカと敗者アストンマーチャン、これがこのコースのひとつの典型を見せてく...
12万人の気持ちがひとつに集約されたようなジャパンCのゴール。物言わぬサラブレッド、物言えぬ陣営にとり、その勝利することのみ自らの意志表示と、この瞬間に凄まじいまでの執念を燃やしま...
ほぼ路線を同じくしてきたダイワメジャーとダンスインザムードの今年対戦した5戦全て、ダイワメジャーに軍配が上がりました。この牡牝のGI馬の対決は、マイルCSが一番の名勝負でした。この...
エリザベス女王杯での1着馬無念の降着をどう捉えたでしょうか。競馬に潜む怖さを見る思いでした。それにしても、ディープインパクトに始まり、三冠達成ならずのメイショウサムソン、そしてカワ...
たまには記録をじっくり見るのも面白いもので、それが次なるゴールを予測させることはなくとも、レースへの興味を高めるのは確かのようです。しかし、データはあくまでも過去のもの、それを現実...
競馬には、時折、似たようなケースを見ることがあります。一定のルールの中で行われているので、それもまた競馬と言えるのでしょう。皐月賞馬の秋の天皇賞制覇は、昭和59年にこのレースが20...
天皇賞にディープインパクトが出走しないのは、今の状況なら当然でしょう。願うことは、他ならぬディープインパクトの名誉回復です。このままではあんまりだという思いが募るばかり。こうしてい...
カワカミプリンセス、無敗の快進撃がどこまで続くか。そして層の厚い牝馬陣に新旧交代の風もと、この秋もうひとつのテーマが見えてきました。その父キングヘイローが、ダンシングブレーヴとG1...
ディープインパクトの今後の動向が注目されています。大きな挑戦をした後、普通ならひと休みなんでしょうが、秋のチャンピオンロードで納得のいく結果を残さないことにはという思い、正直、私ど...
どれだけディープインパクトの報道があったことか。ロンシャンが、これほど近くなったことはありませんでした。外国を知るには、日本からの遠征馬がいることが一番で、それが強豪であればあるほ...
日本の競馬の中で世界と言えば、ずっと凱旋門賞でした。その世界の代名詞としてあり続けたステージに、日本馬として7頭目の挑戦となるディープインパクトのレース結果は、やがて伝えられます。...
二冠馬メイショウサムソンの出番。この夏は自厩舎にあって、ここまで猛稽古をきっちりこなし、万全をアピールしています。このところ、話題はディープインパクトの凱旋門賞に奪われていますが、...
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