前回推奨した中山12レースのトップヴィヴィットは7着。久々にロスのない競馬が叶いましたが、前半3F33秒5と比較的ペースが流れたことで、後方有利の展開になってしまったことが不運でした。ただ、内枠なら展開次第でチャンスがあると思うので、今後も注意は必要です。11レースのトロヴァトーレは6着。緩急のある流れ＆芝の塊が飛ぶような馬場が向かなかったのかもしれません。これからも傷んだ馬場の時は割引が必要な印象です。
今回推奨するのは中山＆阪神11レースです。

【阪神11レース：自信度A】前走は出遅れて後方からの競馬になったものの、3コーナーあたりから徐々に位置を押し上げていき、残り200ｍ地点では一瞬先頭に並びかけた◉サクセスローレル。最後は出遅れから押し上げていった分、脚が上がってしまった感じだったが、それでも5着には踏ん張ったし、騎乗した松岡Jも「凄く良い馬。出遅れがなければ勝っていた」と言うように、OPでもやれる感触を掴んだ様子だった。今回もスタートが鍵となることは間違いないが、芝スタートのときはダートスタートのときよりも上手くスタートを決めており、出遅れの心配は少ないはず。なにより今回上位人気に推されているテーオーステルスには3走前の秋嶺Sで0秒6の差をつけて勝利しており、その能力の高さには疑いようがない。メンバーレベル的にここは相当チャンスの一戦で、ハンデ55キロも恵まれた印象を受ける。ここで狙わない手はないはずだ。
馬券は単勝と馬連で1,2,3,12,16番に流し、3連複は1-9-16番の一点で（◉9番、〇16番、▲1番、△は2→12→3番の順）

【中山11レース：自信度B】前走はハイペースを先行したことが仇となり、2走前はラチに頼って走れず終始外目を走らされたことで結果が出なかった◎シンリョクカ。阪神JFで好走したときがラチに頼っての走りだったように、内でロスのない競馬をした方が良いタイプ。今回は3枠5番で久々にラチに頼った競馬が期待できそうな局面。稍重の新馬戦を3馬身差で快勝したように、時計が速くなるよりは少し重い馬場の方が良いはずで、今日の重馬場はむしろプラスに働きそうだ。木幡初也Jとともに初重賞制覇に期待したい。
馬券は単勝と馬連で3,8,11,14,16番に流す（◎5番、〇11番、▲3番、△は14→8→16番の順）