前回推奨した阪神11レースのディスペランツァは1着。道中の手応えはあまり良いように見えず、直線でもなかなか伸びて来ませんでしたが、最後残り150mからの伸びは凄まじいものがありました。次走はNHKマイルCを目標にするとのことですが、初の左回りを克服できれば東京コースはプラスになるでしょう。楽しみは大きい馬です。12レースのリースタルは10着。スタート直後から思いっきり先行しようという気迫が感じられず、結局また揉まれる競馬に。連闘したにもかかわらず、前走と同じ競馬では意味がありません。ショックな敗戦でした。
今回推奨するのは中山11レースです。

【中山11レース:自信度S】前走の京成杯は出遅れて後方からの競馬を余儀なくされたうえに、4コーナーではもたついて加速できず、直線に向いても内にささっていた◉アーバンシック。残り100mからの急加速だけで勝ち馬を追い詰めた内容は課題を残したとはいえ、ポテンシャルの高さを示した内容でもあった。そしてレース後に受けた印象は「調教で成長が見られれば皐月賞は好勝負になる」ということ。京成杯の最終追い切りではコーナーから直線に向くと左右にふらつき、乗り手が少し手を動かすと今度は一気に加速しすぎて乗り手が引っ張るほどの乗り難しさ。この難しさが解消しなければG1では厳しいと感じていた。

しかし今回の最終追い切りでは全く違った。コーナーで上手く加速し、直線でも全くもたつくところなく前を走っていた2頭を一瞬で交わしさる…。この調教内容の比較からも一段も二段も明らかに馬が成長したことは一目瞭然。京成杯で調教の幼さがレースに直結していたことを考えれば、今回はこの調教の良さがレースにも繋がってくる公算が当然大きいと言えるだろう。ハイペースで毎日杯を逃げ切ったメイショウタバルがいることからもペースは流れるはずで、展開的にも後方勢に向きそうな局面。クラシックでも通用するポテンシャルの高さを感じるこの馬で皐月賞は勝負する。
馬券は単勝と馬連で2,10,13,14,17番に流し、3連複で◎→2,10,14番→2,10,13,14,17番のフォーメーション（◉9番、○10番、▲2番、△は14→17→13番の順）