日本ダービーの実況を16年間担当した長岡一也が競馬と人生観を語る
長岡一也
吉永正人調教師が亡くなりました。昭和61年に引退した騎手時代、その衝撃的シーンに心の震えを感じたものでした。ミスターシービーの三冠の手綱は、その集大成のようなもので、純粋な競馬ファ...
秋競馬へ、気分一新。少しずつ日を追うにつれGIタイトルをめざす有力馬が見えてきます。当面は、スプリンターズS、それから秋華賞がどんな傾向にあるかを予習することから始めたらどうでしょ...
先日小倉競馬場で、驚異的な日本レコードが生まれました。8月27日の10レース、阿蘇S、ダート1700mで、和田竜二騎手が乗ったサンライズキングがマークした1分41秒8は、昭和44年...
サマーシリーズ、チャンピオンの行方が依然として混沌としています。今年初めての試みで、その対策は、来年以降に持ち越されました。そのことに気を取られているうちに、気持ちが煮詰まってしま...
2つのサマーシリーズは、それぞれのレースの傾向をより鮮明にさせています。元々、レース検討のベースにあるローテーション、関連するレースそれぞれの比較、改めてしっかり見据える機会となり...
2つのサマーシリーズのチャンピオンの行方が、すっかり分からなくなりました。まず、2000シリーズの第3戦小倉記念でメイショウカイドウが大敗したことで、これから行われる札幌記念、新潟...
ハーツクライの健闘は、日本の競馬を大いにアピールすることになりました。そして、ディープインパクトへの期待をさらに大きくし、ニューマーケットの次はロンシャンと、益々凱旋門賞が待ち遠し...
サマーシリーズが好調です。七夕賞、函館記念と終了した2000シリーズは、特に、ここを目標に早くから始動した有力馬が狙い通りの成果を上げ、以前は波乱が常識のように言われていた2つの重...
アイビスサマーダッシュ、サチノスイーティーの勝利にはびっくりでした。スタート時のもの凄いスコール、雨に霞む直線1000mコース。それまで抱いていた思いのすべてが掻き消され、双眼鏡を...
新しく生まれたサマーシリーズ。スプリント、2000とそれぞれの第一戦が終わって、次のステップに進みます。メイショウカイドウの坂口正大調教師は、このシリーズを目指してきたと語っていま...
日本の競馬も、海外で話題を生んでくれました。冬季オリンピック、野球のWBC、サッカー、さらにはゴルフにテニスと、今やどのスポーツも世界を舞台にしないことには物足りなくなっています。...
どうレースを白熱したものにするか。これまで様々な工夫がなされてきました。最近では、全4戦の最終戦として行われた安田記念の「アジア・マイル・チャレンジ」が目新しく、香港のブリッシュラ...
夏のローカル出張競馬、いつものスケジュールに突入しました。福島は、小回り独特のレースの流れを念頭に、平坦巧者の出番。函館も似たような条件の中にありますが、西は阪神でなく京都という点...
いよいよ夏競馬、話題は何と言っても新しいクラス分けです。3歳と古馬の混合戦が始まると必ず言われてきたのが、“4歳の降級馬を狙え”でした。では、この格言は今年も生きているのかですが、...
東京競馬場を舞台に5週連続で行われたGIシリーズが終わり、あとは、ディープインパクト壮行レース、宝塚記念。話題性のあるGIレースであっても、出走馬の厚味には欠けそうです。日本のキン...
終わったレースを思い起こしてくどくど言うのも、なんだか野暮に見えるのですが、これだけはっきりレースの読み違いをしてしまうと、そのままにしてはおけなくなります。そう、日本ダービーのこ...
桜花賞が安藤勝己、皐月賞が石橋守、そしてオークスが本田優と、今年のクラシックはベテラン騎手がここまで勝ってきました。ならばダービーもと、思いたくなります。何かしら、その年はその年な...
今回も西と東にこだわってみます。桜花賞がキストゥヘヴンで、ヴィクトリアマイルがダンスインザムード。西高東低のGI戦線にあって、牝馬は関東馬という傾向がオークスでも見られるのかどうか...
オークス、ダービーに向け、全て前哨戦が終了しました。ダービーのトライアル戦で出走権を獲得したのが全部関西馬だったことが、ちょっと気になっています。ですが、牝馬が頑張っているので、東...
期待どおりの勝利、ディープインパクトの夢が私共の物でもあることを確認した春の天皇賞でした。ディープの競馬シーンは、ずっとそうあり続けることでしょう。古くはシンザン、そしてシンボリル...
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